「Teachableって何ができるの?」
「無料版と有料版の違いは?」
「結局使うべき?」
オンライン講座や教育系サービスを始める時に重要なのが、プラットフォーム選び。
Teachableもプラットフォームの候補のひとつですが、海外企業が運営しているため情報が少なく、なかなか導入を決められないですよね。
できることなら利用者の声や機能の詳細を確認した上でTeachableに登録した方が、安心できるでしょう。
そこでこの記事では筆者がTeachableに実際に登録してみた結果をもとに、以下の内容を解説していきます!
- Teachableの概要
- Teachableでできること
- 会費システム
- 利用料金とプランの内容
- Teachableのデメリット
オンライン講座の開講を迷っている方、現在のプラットフォームよりも使いやすいサービスを探している方はぜひ参考にしてみてください!
目次
Teachableを30秒でサクッと解説
Teachableは、簡単にいうとオンライン講座を作るために必要な機能を集約した総合プラットフォームです。
Teachableの中で授業を公開し、集まってくれた受講生に限定でサービスを提供するようなイメージ。
全世界で2万人以上の講師と700万人以上の受講生がサービスを利用しています。
例えば以下のような内容をTeachableだけで一括管理できます。
- LPページの作成
- 受講生からの集金
- 講義の提供
- 講師やアフィリエイターへの支払い
- 受講生へのアフターフォロー
日本でも多くの人がTeachableで講義を開いたり、勉強したりしています。
決済システムやサイトを管理する面倒な手間をかけたくない方におすすめです。
Teachableでできること9選
ここからは、Teachableの詳細を項目ごとに掘り下げて解説していきます!
まずはTeachableで実現できる9つの機能を紹介します。
- さまざまなファイルのアップロード
- 無料コースの設定
- 生徒に達成感を与える仕組み作り
- 共同運営
- ステップ配信
- 独自ドメインの利用
- 受講の進捗管理
- アフィリエイト機能
- 予約機能
それぞれ確認し、Teachableのイメージをつかんでみましょう。
【Teachableでできること1】さまざまなファイルのアップロード
Teachableの主な使い道は授業を公開してオンライン教育事業を行うことです。
授業は以下の形式でアップロードできます。
- 動画
- 画像
- テキスト
- 音声
Googleドライブやドロップボックスから手軽にアップロードできます。
今までYouTubeや電子書籍などバラバラに公開していた資料を1か所に集めるのに便利です。
1つの方法に限らない自由な授業が実現しますよ。
【Teachableでできること2】無料授業の公開
Teachableで作れるLPページ内では、講義動画のチラ見せが可能。
チラ見せの形式は次の2つです。
- 無料公開を前提としたお試し動画を載せる
- 有料講義の一部を紹介公開する
無料授業で受講生に体験講義を提供することで、講義への参加を迷っている方の受講を後押しできます。
【Teachableでできること3】受講生に達成感を与える仕組み作り
受講生に達成感を与える仕組みをTeachable内で構築できます。
- クイズで実力試しができる
- 簡易的な認定試験を開催できる
- 試験をクリアした証明書を発行できる
などの機能で受講生のやる気をサポートします。
挫折を防ぐために、受講生のモチベーションをあげるのは重要。
一方的に与えるだけの教育ではなく受講生が楽しめるようなサービスをTeachableで作りましょう。
【Teachableでできること4】共同運営
Teachableはオンライン講座の共同運営をサポートしています。
他の講師と共同でオンライン講座を開設する際、自動で収益を分配できます。
各講師の取り分をパーセンテージで自由に設定可能。
オンライン講座に対応している他の有名サービスにはない特徴的な機能です。
【Teachableでできること5】ステップ配信
Teachableの機能でステップ配信を行えます。
ステップ配信とは「ユーザーが登録してから何日後にこの情報を提供」というように段階を踏んだメールのこと。
従来では有料のメール配信サービス(メルマガスタンド)に加入するどしなければ、ステップ配信は使えませんでした。
しかしTeachableではメルマガスタンドとの自動連携が可能です。
配信タイミングを設定することで受講生1人ずつに寄り添った配信ができますよ。
【Teachableでできること6】独自ドメインの利用
LPページのURLを独自ドメインにカスタマイズできます。
通常、Webサービスの機能でページを作ると独自ドメインが使えませんでした。
しかしTeachableであればレンタルサーバーサービスのエックスサーバーなどと連携すれば、指定のドメインを利用できます。
URLにオリジナリティを出したり、SEO(集客)に有利なLPページに成長させたりできるのが独自ドメインのメリットです。
さらにセキュリティ機能の1つであるSSLにも対応しているので、信頼性の高いオンライン講座を作れますよ。
【Teachableでできること7】受講の進捗管理
誰がどれだけ学習を進めているか、状況確認のレポートを確認できます。
多くの受講生がつまずいているポイントを知って、ピンポイントで改善するなどすれば、より満足度の高いオンライン講座にブラッシュアップできます。
また、カリキュラムを挫折してしまいそうな受講生に個別でアプローチすることで、オンライン講座からの離脱を防げるでしょう。
【Teachableでできること8】アフィリエイト機能
Teachableのアフィリエイト機能とは、受講生に紹介コードを渡し、知り合いに講座を広めてもらう制度のことです。
招待コードを経由してオンライン講座の受講生を獲得できたら、仲介してくれた受講生に報酬を渡せます。
報酬は「受講料に対して◯%」という形で自由に設定可能。
もちろん支払いもTeachable内の操作で完結できます。
【Teachableでできること9】予約機能
Teachableで個別コーチングやグループ講義を開催する際、予約の管理ができます。
他のカレンダーサービスと連携できるので、スケジュール管理を一元化するのに便利です。
外部の日程調整システムを導入せずに予定のすり合わせができますよ。
Teachableの会費システム
Teachableは受講生から会費を集める際、次の4つのパターンから設定できます。
- 無料
- 購読(月額・年額のサブスク)
- ワンタイム購入(1回限りのスポット利用)
- 分割払い
継続的にコンテンツを提供する場合は、サブスク型の講座を作って継続的に収益を得るのがおすすめ。
基本的にはPayPalで受講生から料金を受け取る仕組みです。
外国のサービスから料金を受け取る際に面倒な免税申請は必要ありません。
Teachableの利用料金とプランの内容
Teachableは4つのコースから利用条件を選んで登録します。
- フリー
- ベーシック
- プロ
- ビジネス
どのコースでも登録料はかかりません。
オンライン講座の規模に合わせて最適なコースを選びましょう。
- 情報は2021年3月時点の公式サイトより確認しています。
- 料金は2021年3月現在のレート(109.15円)で概算金額を算出しています。
【Teachableの利用料金1】フリー
月額利用 | 無料 |
年間利用 | 無料 |
販売手数料 | 10% |
月額料金が無料であるにも関わらず、無制限に講座を作れるのがメリットのコース。
販売手数料は4つのコースの中で最高値ですが、フリマアプリなどの手数料と変わりません。
会員管理やテストの作成といった基本的な機能を利用できます。
本格的に利用する前にまずは使い勝手を確かめたいという方におすすめです。
【Teachableの利用料金2】ベーシック
月額利用 | 39ドル(約4,250円) |
年間利用 | 29ドル(約3,170円) |
販売手数料 | 5% |
ベーシックプランからはTeachableのサポートページが開放されます。
- 複数人での講座管理(2人まで)
- 即時払い
- メールによるマーケティング
といった機能が使えます。
【Teachableの利用料金3】プロ
月額利用 | 119(約12,990円) |
年間利用 | 99(約10,810円)/月 |
販売手数料 | 無料 |
ベーシックコースまでの内容に加えて、以下の機能が使えます。
- アフィリエイト機能
- クーポンの発行
- 高度なレポート分析
- 修了証明の発行使えるようになるコースです。
プロコースからは販売手数料がかかりません。
管理ユーザーは5人まで増やせます。
【Teachableの利用料金4】ビジネス
月額利用 | 299(約32,640円) |
年間利用 | 249(約27,180円)/月 |
販売手数料 | 無料 |
LPの高度なカスタマイズや受講生の一括登録が可能です。
管理ユーザーを20人まで登録でき、複数の講師による大規模運営に最適です。
Teachableの2つのデメリット
ここまでの説明でTeachableの良い面を中心にお伝えしてきました。
しかし、もちろんデメリットもあります。
- 日本語に非対応
- 自分で集客する必要がある
念の為確認しておきましょう。
【Teachableのデメリット1】日本語に非対応
Teachableはサイト全体で英語が使われています。
「owner」を「管理者」にするような、マイページ内で使われる単語を自分なりにカスタマイズする機能はありますが、手作業での設定です。
一括で日本語に切り替えるような機能はありません。
英語に不慣れな方は使い勝手に困る可能性があります。
【Teachableのデメリット2】自分で集客する必要がある
Teachableは自分で受講生を集める必要があります。
Teachable内の講座検索機能が日本語に対応していないためです。
LPページが検索でヒットするのを待つことになりますが。ブログほど自由度が高いわけではないのでSEOには限界があります。
SNSや自分のブログで紹介し、ユーザーをTeachableに流すのが最善でしょう。
国産サービスでオンライン講座を作るなら「オンクラス」がおすすめ
Teachableは機能が充実している反面、日本語への対応やサポートが充実しているとは言えません。
公式サイトやマイページの情報だけでは、機能を十分に使いこなすのは大変でしょう。
日本産のプラットフォームでオンライン講座を使うなら「オンクラス」がおすすめです。
こちらでは「オンクラス」のメリットをお伝えします。
- 受講生の離脱を防げる
- 受講生とコミュニケーションをとれる
どのプラットフォームでオンライン講座を運営すべきか迷っている方はぜひ参考にしてみてください!
【オンクラスのメリット1】受講生の離脱を防げる
オンクラスでは受講生の離脱を防ぐための工夫が充実しています。
例えば受講生のモチベーションを手助けできる以下の機能があります。
- メールでの励まし機能
- ログイン管理
- 受講生による学習計画作成
売って終わりのサービスではなく、オンクラスで受講生の成長サポートまで行いましょう。
【オンクラスのメリット2】受講生とコミュニケーションをとれる
オンクラスは受講生とのコミュニケーションを重視しています。
- アンケート機能で相談や質問の受け付け
- 掲示板機能
- 感想の共有
- slackとの連携
など、一方的にコンテンツを提供するだけでは終わりません。
せっかく講座に参加してくれた受講生には会費同等かそれ以上の価値を感じて欲しいですよね。
受講生とのより良い関係構築で満足度の高い講座を提供しましょう。
スマートなオンライン講座を作るなら「オンクラス」
オンライン講座の開講を予定している方は、オンクラスをぜひご利用ください。オンクラスは、教育に特化したプラットフォームです。講座の利用者向けに、動画やテキストコンテンツを提供できます。
- 感想の共有
- アンケートやテストの実施
- 受講生による学習計画作成
- 動画講座の販売
- 受講生のログイン・進捗管理
手数料が無料で受講生5名までの講座を作れますので、ぜひ使い勝手を試してみてください。