「SNSで見込み客を集めたい」
「どんな人を集められるの？」
「どのSNSに力を入れるべきか知りたい」
そんなお悩みにお答えしていきます。
SNSは今やWebの集客ツールとして、見過ごしてはおけない大きな影響力を持っています。
たとえば紹介されたお店にたくさんのお客さんが詰めかけたり、取り上げられた商品が売り切れ続出したりと、その勢いは留まることを知りません。
ところがなんとなくで運用しても効果が出ないため「集客に効果のある運用方法が知りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか？
そこで、この記事では
- いまSNS集客が注目される理由
- 各SNSの特徴
- SNSで集客する3つの注意点
と、近年のSNSを取り巻くマーケティング環境を解説していきます。
ぜひこの記事を参考に、あなたに合った方法でWeb集客に取り組んでみてください！
目次
いまSNS集客がアツい！注目される理由を6つ紹介
そもそもどうしてSNSが集客ツールとして注目されているのでしょうか。
こちらでは、SNSで見込み客を集めるメリットを6つ紹介していきます。
- 販路を拡大できる
- ターゲットを絞ってアプローチできる
- 商品やキャンペーン情報を拡散できる
- リピーターを獲得できる
- 見込み客の育成ができる
- 無料で始められる
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.販路を拡大できる
SNSという不特定多数の人が見るツールを集客経路にできるので、売上を拡大できるメリットがあります。
各SNSの利用者数は年々増加傾向にあり、今までの集客方法ではリーチできなかった人々にも自社を知ってもらうきっかけになるでしょう。
季節に合った商品の紹介・商品の意外な活用法はこちらなどと紹介することで、自社商品が売れ続ける仕組みを構築することも可能です。
2.ターゲットを絞ってアプローチできる
SNSは各プラットフォームによって利用者層が違うので、ターゲット層に的確に情報を届けられるメリットがあります。ハッシュタグなど検索機能を使えば、似たジャンルに興味のある人も見つけられるでしょう。
また、少しジャンルは変わりますが、SNS広告も有効な集客施策の1つ。地域・年齢・興味関心のあるユーザーなど、細かく属性を絞って商品をPRできるリターゲティング広告が有名です。
3.商品やキャンペーン情報を拡散できる
公式Webサイトにも告知を掲載している事業者は多いはず。
ところがユーザーがたとえサイトをブックマークしていたとしても、定期的に見に来てくれるとは限りません。
そこで、新商品のリリース告知、セール・キャンペーンの開催通知は、SNSで発信するのがおすすめ。
商品に興味のあるアクティブなフォロワーに直接情報を届けられるからです。
いいね・リツイートなどで拡散されれば、フォロワーに限定されない多くの人に告知を見てもらえますよ。
4.リピーターを獲得できる
継続的に投稿を行い、フォロワーの目に触れる機会を増やせば、二度目・三度目の取引につながりやすくなります。
一度商品を買ってくれたユーザーをSNSに案内することで、リピート購入・再来店を促せるでしょう。
お得情報を掲載した投稿、フォロワー限定クーポンの配布など、あなたのアカウントをフォローするメリットを多く提示できると効果的です。
5.見込み客の育成ができる
拡散をきっかけに投稿を見たユーザーを、見込み客に育てられるのもSNSの魅力の1つ。
定期的な情報発信により、フォロワーに知識・情報・マインドセットを届け、自社商品を必要とするユーザーへと育成していくのです。
回りくどいやり方のように思えますが、中長期的な目線を持ったとき重要な施策と言えるでしょう。
何度も投稿が目に入れば悪い印象を抱きにくくなるという、心理学的な効果も見込めますよ。
6.無料で始められる
SNSの最大のメリットは、誰でも無料でスタートできるというところ。
参入障壁が低いので、とりあえずやってみようという気軽さが魅力です。
自社でアカウントを運用できれば、労働力以外のコストはほとんどかかりません。
とはいえ、その分ライバルアカウントが多いのも事実。大きな成功につなげるにはノウハウやテクニックが重要な点も頭に入れておきましょう。
SNS集客のコツはプラットフォームの使い分け！6大SNSを紹介
SNSはリピーター獲得、見込み客の育成など単なる集客にとどまらない大きな可能性を秘めています。
しかし、自社商品と相性の悪いSNSでは、努力が水の泡となってしまうことも。目的を定めずにアカウントを作っても成功する見込みは低いでしょう。
そこで、こちらでは現代の6大SNSとよばれるプラットフォームの特徴を紹介していきます。
- Twitter：テキスト発信と相性が良い
- Facebook：年配の利用者が多い
- Instagram：教育・成約までワンストップで
- YouTube：目的を明確にした運営が必要
- LINE：メッセージ開封率が高い
- TikTok：認知獲得におすすめ
ぜひ自社にあったSNSで発信活動を始めてみてくださいね！
1.Twitter：テキスト発信と相性が良い
Twitterは140文字以内のつぶやきを投稿できるSNSです
。日本向けサービスがリリースされたのが2008年なので、SNSのなかではかなり成熟した部類に入ります。
テキスト発信と相性がよいのが1番のメリット。
投稿のリンク先にオウンドメディア・個人ブログを掲載するなど、他に見てほしいメディアがあるときに有効利用できます。
また、リツイート機能による拡散力・拡散スピードが絶大というのも特徴です。
自社サービスを知らない人まで投稿を見てくれる可能性があるので、認知拡大という側面からもおすすめできるSNSです。
ただその一方で、個人的な悪いニュースも自分の管理が行き届かないところまで、またたく間に広がっていくという怖さもあります。
炎上というネット用語があるように、デリケートな内容に触れる際には十分に注意すべきでしょう。
2.Facebook：年配の利用者が多い
Facebookは原則実名登録で、1人1アカウントが推奨されるSNSです。
訪れた先の位置情報を共有したり、投稿した写真に写っている人をアカウントと紐付けたりなど、リアルとネットの垣根が低くなっている特徴があります。
利用者層は、他のSNSと比べて年配の方が多い傾向。
自分の趣味とマッチしたコミュニティに参加し、知識・経験を共有しあうなど、日々活発な交流が行われています。
また、個人にとっては身バレの危険性が高いので、過激な投稿が少ないのも利用するメリットの1つ。
拡散力が低く炎上しにくいため、企業がアカウントを開設する難易度はあまり高くないでしょう。
3.Instagram：教育・成約までワンストップで
Instagramは写真共有SNSとしてリリースされました。日本向けサービスは2014年に提供開始と、比較的新しいSNSです。
おしゃれなカフェでの1枚、見栄えの良い話題のスイーツ紹介など「インスタ映え」という用語が流行したのも、このSNSが発端です。
それが理由か、インスタは若い女性が使うものというイメージを持っている方も多いでしょう。
しかし、今では男性・年配層にも幅広く利用者を獲得しています。その魅力の1つは投稿形式の豊富さにあります。
- フィード投稿：1回の投稿につき10枚まで写真を掲載できる。マガジン形式で情報発信する方が増えている。
- ストーリー：24時間で消えるが、フォロワーの見やすいところに表示される
- リール：ショートムービー形式の投稿。TikTokと相性が良い。
- IGTV：長尺動画の投稿。YouTubeと相性が良い。
と、ユーザーに飽きのこない仕組みを確立。そのため、集客ツールとしてだけでなく、見込み客を育成したりそのまま商品購入に誘導したりと、多様な使い方ができます。
4.YouTube：目的を明確にした運営が必要
ユーチューバーという用語が時代を席巻したように、YouTubeは個人・法人問わずいまだ人気の高い発信方法の1つです。
5G通信の開始やスマホ・タブレットの普及により、今後も大きな市場を維持していくことは間違いないでしょう。
とはいえ、ユーザーの見る目も肥えてきており、中途半端なコンテンツは再生されにくい傾向があります。これから参入するなら、動画撮影・編集やコンセプト設計に多大なコストがかかる点を覚えておきましょう。
集客施策として、自社コンテンツと共通項があるユーチューバーとコラボすることも有効です。実際、タイアップをうまく行って知名度をぐんと伸ばした企業も多数報告されています。
また、YouTubeはGoogleの傘下企業というのも重要な要素。Google検索の結果として動画がヒットするケースも増え、SEO対策という役割も担っています。
以前よりも勢いは衰えているものの、競合調査やチャンネルのブランディングをきっちり行えば、まだまだ伸びしろの大きいSNSです。
5.LINE：メッセージ開封率が高い
LINEは気軽にプライベートチャットができるSNSです。
もはやSNSという意識もなく、電話やメールの代わりとして利用している方がほとんどでしょう。
生活に溶け込んだSNSだからこそ、集客に活用したとき大きな力を発揮します。
たとえば、メールマガジンの代わりとしての利用。企業アカウントそれぞれにトークルームが割り当てられ、購読者にプッシュ通知が行くので、開封率が異常に高いと注目を集めています。
ほとんどの方がインストールしているアプリなので、公式LINE登録に面倒な手続きがないのもメリットの1つですよ。
6.TikTok：認知獲得におすすめ
TikTokは2019年に日本版がリリースされたばかりのショートムービー系SNS。
TikTokは動画投稿が簡単にできるのが人気の秘密。豊富なテンプレートや他の方の投稿を参考にすれば、誰でもクオリティの高い動画を撮れる仕組みになっています。
また、利用者のボリュームゾーンは10代後半とかなり若いのが特徴。しかし、これはサービスが発展するための過渡期という見方が強く、ゆくゆくは幅広い年齢層に利用されるのではないかと考察されています。
参入している企業が少ないため、今から始めればポジションを取りやすくなっています。
YouTubeなど成熟したSNSとは異なり、新参者にもやさしい上位表示アルゴリズムのため、アカウントも伸ばしやすいですよ。
SNSで集客する3つの注意点
SNSで集客する際にはどんなことに気をつければよいのでしょうか。
こちらでは、以下3つの注意点について紹介していきます。
- 炎上するリスクがある
- 時間がかかってしまう
- 負担に感じる可能性がある
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.炎上するリスクがある
拡散力の高いSNSを利用する際は、炎上リスクに備えましょう。良い投稿をたくさんの人に見てもらえる一方で、悪いニュースもまたたく間に広まってしまうからです。
特に、企業アカウントを運用する際には、会社の看板を背負っているような気持ちで細心の注意を払う必要があります。
- 人種
- 性差・LGBT
- 政治
- 倫理観
など、多様な価値観があるデリケートな話題を取り上げるのは、なるべく避けるべきでしょう。
投稿前にダブルチェックを行ったり、NGリストを作ったりして、炎上を未然に防ぐ仕組みを構築することが大切です。
2.時間がかかってしまう
SNSアカウント運用は、ある程度時間がかかるものということを頭に入れておきましょう。
継続的な投稿をしなければ、せっかくフォローしてくれたユーザーも興味を失い、やがてフォロー解除されてしまうでしょう。
たとえ1つの投稿がバズったとしても、喜ぶのは束の間。フォロワーの興味を引く投稿を続けて、じっくりと見込み客を育てましょう。
3.負担に感じる可能性がある
SNSの運用を始めると、以下の作業が舞い込んできます。
- ネタ探し
- 写真撮影
- 投稿文章の作成
- 動画編集
そのため、従業員に通常業務の片手間で運用を任せるのは要注意。仕事量が大きく増えてしまい、負担が集中してしまうでしょう。
無理のない投稿ペースを定めたり、SNSに専属で取り組むメンバーを用意したりして、継続的に運用できる仕組みを構築することが大切です。
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