「SES企業の見分け方はある?」
「求人情報で注目すべきポイントは?」
「ホワイトな企業を見分けるコツが知りたい!」
このように考えていませんか?
SESはIT未経験者でも就職しやすい点が特徴ですが、一方で「ブラック」といわれている企業も多数存在します。
ところがIT業界の求人は無数にあるため、どの会社がSES企業なのか判断するのは難しいですよね。
実はSES企業の求人や会社情報には特徴があるので、注目すべきポイントを知っていれば少ない手間で見分けられます。
そこで本記事ではSES企業の見分け方が気になる方へ向けて、以下の内容を解説します。
- 求人情報からSES企業を見分ける方法
- 会社情報から見分ける方法
- ホワイトなSES企業を見分けるポイント
SES企業を見極めてホワイトな会社へ転職したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
求人情報から判断できるSES企業の見分け方4選
こちらでは、求人情報からSES企業を見分ける方法を解説します。
- 勤務地が限定されていない
- 勤務時間が変化する
- 帰社日を設けている
- 必要なスキルがわかりにくい
複数の項目に当てはまる会社は、SES企業の可能性が高いです。1つずつ確認していきましょう。
1.勤務地が限定されていない
SES企業の場合、求人情報に記載されている勤務地が、特定の場所に限定されていません。
勤務地があいまいに記載される理由は、SES企業に入社すると、プロジェクトごとに取引先の社内で働くからです。
入社前の段階だと働く場所が決まっていないため、求人情報の勤務地も以下のように、正確に表示していません。
- 配属されるプロジェクト先
- 東京23区内
- 東京都内中心
このように勤務地が限定されていない場合は、SES企業の可能性を疑いましょう。
2.勤務時間が変化する
SES企業の求人情報には「勤務時間が変化する」といった注意書きが記載されています。
そのような注意書きが記載される理由は、取引先の会社ごとに勤務時間が異なるからです。
SES企業の社員は取引先の社内で働くため、客先の勤務時間に合わせる必要があります。
- プロジェクトによって異なる
- 取引先により変動あり
- 客先の規定に準ずる
など「取引先によって勤務時間が変わる」といった内容が求人情報に記載されている場合は、SES企業である可能性が高いです。
3.帰社日を設けている
求人情報で帰社日を主張している会社は、SES企業であると判断できます。
SESは取引先の社内で働くことが多いため、自社の社員と関わる機会が少ないです。
そのためSES企業では帰社日を設けて、社員同士が交流する場所を作っています。
帰社日は、社員全員で昼間からバーベキューをしたり、飲み会をしたりと、仕事とは関係のないイベントが開催されやすいです。
また帰社日の記載がなくても、求人情報に掲載されている写真からSES企業と判断できることがあります。
旅行や娯楽といった、イベントの写真が使われている場合です。SES企業には自社で働く写真が存在しないため、代わりに会社の雰囲気が伝わるような画像を掲載しています。
求人情報に帰社日が書かれていたり、イベントの写真が掲載されていたりする場合は、SES企業の確率が高いです。
4.必要なスキルがわかりにくい
応募条件に記載されているスキルがわかりにくい場合は、SES企業の可能性があるため注意が必要です。
SESはプロジェクトごとに必要な能力が変わるため、求人情報のスキルに関する記載が抽象的になる傾向があります。
例えば「Webアプリケーション開発経験」「2年以上の実務経験」のように、経験年数やプログラミング言語の指定がぼんやりしているケースが多いです。
気になる企業が具体的なスキルを記載していない場合は、会社に問い合わせるなどして、応募前に確認しておきましょう。
会社情報から判断できるSES企業の見分け方3選
こちらでは、求人情報以外から判断できるSES企業の見分け方を解説します。
- 同業の取引先が多い
- 協力会社を募集している
- 社員数とオフィスの大きさが釣り合っていない
求人情報から見分ける方法に比べて手間がかかりますが、SES企業を正確に把握するためにも、ぜひチェックしてみてください。
1.同業の取引先が多い
同業であるIT企業の取引先が多い会社は、SES企業の可能性が高いです。
自社開発会社であれば、商品やサービスを利用する方と関わる機会が多いため、他業種の企業と取引しています。
しかし、SES企業は同業から案件を紹介してもらったり、SIerの下請け業務が多かったりするため、取引先の多くがIT企業になりやすいです。
逆に同業以外の取引先が多い会社は、SIerや受託開発に取り組む企業の可能性が高くなります。
なお取引先を公開していない企業が存在するため、会社に直接問い合わせたり、転職エージェントに教えてもらったりするのがおすすめです。
2.協力会社を募集している
SES企業は、会社のホームページで協力会社を募集しています。
そもそもSES企業は、案件と人材をマッチングさせるのが仕事です。協力会社が多いほどお互いに紹介できる案件の数が増えるため、利益を拡大できます。
そのため、SESの企業ホームページには「協力会社」や「ビジネスパートナー」を募集するといった記載があるのです。
ただし、SES企業以外の会社でもパートナーを探すことがあるため、協力会社を募集しているからといって安易に判断しないよう注意してください。
3.社員数とオフィスの大きさが釣り合っていない
SES企業は、会社の社員数と比較してオフィスが小さい場合があります。
SESの社員は取引先で働くため、自社のオフィスを大きくする必要がありません。そのため、社員数の割にオフィスが狭くなってしまうのです。
具体的にはオフィスがマンションの1部屋や、住宅街にある一軒家のようなケースがあります。
会社の住所を調べたり、実際にオフィスの近くまで行ったりして、自社で仕事ができる環境なのか確認しましょう。
ホワイトなSES企業を見分ける3つのポイント
こちらでは、ホワイトなSES企業を見抜くポイントを解説します。
- 社員への待遇が良い
- 中堅社員の割合が多い
- 商流の浅いプロジェクトが多い
転職に失敗しないためにも、ぜひチェックしてみてください。
1.社員への待遇が良い
ホワイトなSES企業では、社員が働きやすい環境を提供しています。
- 給与やボーナスの支給額が高い
- 残業が少ない
- 研修制度が充実している
など、社員の待遇に関する情報が求人票に記載されているか確認しましょう。
ブラックなSES企業では「200万円~」のように最低年収が低かったり、福利厚生の内容が書かれていなかったりなど、重要な情報があいまいに記載されているケースがあります。
社員の待遇に関する情報が具体的に記載されているか、しっかり確認することが大切です。
2.中堅社員の割合が多い
ホワイトなSES企業を見分けるときは、30代や40代といった中堅社員の割合に注目しましょう。
中堅社員の割合が多い企業は、若手が辞めにくく長期にわたって働きやすい職場と推測できるからです。
また中堅社員の割合を確認するのと同時に、離職率も確認しておきましょう。
厚生労働省が発表している「令和2年雇用動向調査」では、情報通信業の離職率は9.2%です。
9.2%よりも低い離職率の場合、社員がしっかり定着している企業だといえます。
社員の年齢や離職率などの情報は、転職エージェントに聞くことで、企業にマイナスのイメージを与えずに把握できます。
3.商流の浅いプロジェクトが多い
SES企業を選ぶときは、元請けや2次請けといった商流の浅いプロジェクトが多いか確認しましょう。
商流の浅い仕事を扱うSES企業では中間マージンを抜かれることが少ないため、社員の報酬が高かったり、スキルアップにつながる仕事に取り組めたりします。
また商流が浅い仕事の他に、受託や自社開発商品といった事業を展開する企業もおすすめです。
さまざまな事業を展開するSES企業に勤めると、仕事の選択肢が増えるので、希望する業務に取り組みやすくなります。
ホワイト企業へ転職したいならエージェントがおすすめ!おすすめ5選を紹介
SES企業を見分けるのが難しいと感じる方には、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職のプロが優良SES企業や自社開発の会社を紹介してくれるため、安心して利用できます。
さらに企業分析や面接対策など、充実したサポートを無料で利用できるのが魅力です。
こちらでは、ホワイト企業の求人を多く扱う転職エージェントを紹介します。
- ワンダフルジョブ
- マイナビITエージェント
- ワークポート
- レバテックキャリア
- DYM就職
エージェントを有効活用し、転職を成功させましょう。
1.ワンダフルジョブ
「ワンダフルジョブ」は、ITエンジニアとWebデザイナーの求人に特化した転職エージェントです。
転職を成功させるためのノウハウを学べる動画教材や、オンラインでの合同面接練習といったサービスを活用することで、効率よく就職活動に取り組めます。
また公式LINEへ登録することで、勉強会や懇親会などのイベント情報を入手可能です。
- 面接合格率を2倍にする必勝法
- 転職志望者の前で自己PRの発表
- 年商170億円企業の元人事責任者によるレビュー
など、ワンダフルジョブのイベントでは、転職活動に役立つ情報が満載です。
イベントで現役エンジニアや転職志望者の方と交流することで、仲間を作ってモチベーションを上げながら転職活動を行えます。
未経験でスキルアップを希望する方は、専用カリキュラムを受講できるので、ぜひ気軽に登録してみてください。
2.マイナビITエージェント
「マイナビITエージェント」は、IT・Webエンジニア向けの転職エージェントです。
- Web系転職のプロによるITキャリアの提案
- 他社にはない求人の紹介
- キャリアアドバイザーが応募書類を添削
キャリアアドバイザーが応募する企業に対して、推薦状を書いてくれます。また転職後のアフターサービスとして、勤務先の相談やキャリアアップ支援などを行っているため、入社後の悩みにも対処可能です。
マイナビITエージェントには、企業分析から転職成功後までサポートしてくれるといった特徴があります。
3.ワークポート
「ワークポート」は、ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
- 転職決定人数部門第1位
- 無料のエンジニアスクール「みんスク」
- 転職のノウハウを学べる講座
19年間のサポート実績と独自のシステムによって、多数の求人から個人に適した情報を提供しています。また転職講座や「みんスク」など、完全未経験からIT業界を目指せる環境が整っています。
特に「みんスク」の受講生は全国16ヶ所の教室を自由に利用できるため、地方に住んでいる方でも安心して利用可能です。
転職に必要な情報が網羅されているので、完全未経験からIT業界へ挑戦したい方にはワークポートをおすすめします。
4.レバテックキャリア
「レバテックキャリア」は、ITエンジニア専門の転職エージェントです。
アドバイザーが個人の強みを発見してくれるため、利用者の96%が希望の企業へ転職しています。
- 利用者の80%が年収アップを達成
- 転職先の企業と年収の交渉サポート
- 現役の採用担当者からの添削サービス
またレバテックキャリアでは、1年間に3,000回も企業へ訪問し、会社ごとの課題を調査しています。そのため、あなたの希望に合う求人が見つけやすく、入社後にギャップを感じる可能性が低いです。
自身の強みがわからず、転職を迷っている方には、レバテックキャリアをおすすめします。
5.DYM就職
「DYM就職」は、フリーターやニートを対象にした転職エージェントです。
求職者に寄り添うサービスを提供しているため、就活の基礎を学びながら転職活動を行えます。
- 面接時の服装指導
- 書類作成のサポート
- 転職先の選び方
「書類選考で何度も落ちた経験がある」「新卒で入社した会社を1年経たずに辞めた」など、転職に不安を抱える方におすすめです。
また研修制度を重視する企業の求人が豊富に存在しているため、入社後の技術不足に不安を感じる方でも安心して利用できます。
学歴や自分のスキルに自信がない方には、DYM就職がおすすめです。
ITエンジニア/Webデザイナー特化型転職サービス「ワンダフルジョブ」
ワンダフルジョブは、ITエンジニアやWebデザイナーの求人に特化した転職サービスです。
- 紹介可能な案件は2,500件超
- 転職ノウハウを詰め込んだ動画教材つき
- 元年商170億円企業の人事責任者が監修
完全無料で利用できるので、未経験・経験者問わずキャリアアップがしたい方は、ぜひLINEで面談を申し込んでみてください。