「副業で写真を販売したい!」
「趣味のカメラ撮影で本当にお金を稼げるの?」
「初心者でも稼げるコツはある?」
このような悩みを抱えていませんか?
最近はスマホのカメラ性能が向上しているので、誰でも気軽にクオリティの高い写真を撮れるようになりました。
外出時に撮影した写真を販売して、副業としてお金を稼ぎたいと思う方が多いでしょう。
とはいえ、写真販売でお金を稼ぐための具体的な方法がわからないと悩む方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、副業で写真を販売するために把握すべき内容について解説します。
- 副業で写真を販売するメリットとデメリット
- 初心者が稼ぐコツ
- 注意すべきポイント
- おすすめの写真販売サイト
趣味のカメラ撮影でお金を稼ぎ、自由な働き方を実現したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
副業で写真を販売する3つのメリット
こちらでは、副業で写真販売を始めるメリットについて解説します。
- 趣味を楽しみつつお金を稼げる
- 長く稼ぎやすい
- スマホ1つで始められる
1つずつ見ていきましょう。
1.趣味を楽しみつつお金を稼げる
日常的に写真を撮る習慣がある方や、旅行が好きな方であれば、趣味を楽しみながらお金を稼げます。
趣味の延長で副業をするため、収益化までの期間に挫折する可能性が低いです。
また、自分が撮った写真を多くの方から買ってもらえれば、撮影技術を高めるためのモチベーションも上がりやすいでしょう。
自分が好きな写真を撮影してお金を稼げるので、辛い時間も楽しめる点はメリットといえます。
2.長く稼ぎやすい
サイトへ投稿した写真が人気になれば、自分が稼動しなくても長期的に自動で収入が得られます。
たとえ1枚あたりの収益が安くても、複数の写真を投稿すれば継続的な収入につながりやすいです。
とはいえ、長く売れる写真を撮影するには、クオリティを高めるためにスキルを身につけたり、人気のテーマを研究したりする努力が必要です。
時期や流行によって売れ行きは変動しますが、長く稼ぎやすいのも副業で写真を販売するメリットといえます。
3.スマホ1つで始められる
副業で写真を販売するときは、スマホが1台あれば始められます。
最近はスマホのカメラ機能が向上しているので、一眼レフのような高額のカメラがなくても質の高い写真が撮影可能です。
さらに、撮影した写真を販売サイトへ投稿するときもスマホ1つで行えます。
このように撮影から販売までスマホ1つでできるのが、写真販売のメリットです。
副業で写真を販売する2つのデメリット
こちらでは、副業で写真販売を始めるデメリットを解説します。
- 差別化が求められる
- 単価が安い
写真販売は誰でも気軽に始めやすい反面、ライバルが多いです。副業を始める前に、デメリットをしっかり理解しておきましょう。
1.差別化が求められる
売れる写真を作るには、他者と差別化しなければいけません。
なぜなら、写真販売は始めるハードルが低いため、初心者からプロのカメラマンまで、多くの方がサイトに写真を投稿しているからです。
例えば、大手サイトのPIXTAには、7,730万以上の画像やイラストなどの素材があります。(参考:PIXTA)
膨大な数の素材から、自分が撮影した写真を購入してもらうのは簡単ではありません。
競合と差別化するには、売れる写真の特徴を分析したり、投稿されていないマイナーなジャンルで勝負したりする必要があります。
何も考えずに写真を販売しても、まったく売れない可能性が高いのはデメリットといえるでしょう。
2.単価が安い
販売サイトで写真が売れたとしても、1枚あたりの単価が安い点はデメリットといえます。
1枚当たりの単価は、多くのサイトで約5円〜数百円です。
単価が数百円単位で変わるのは、写真のジャンルによって価格が異なったり、売れた枚数に応じて報酬率が変動したりするためです。
例えば、販売サイトのSnapmartではユーザーランク制度が設けられており、出品した写真が売れるほど報酬率が上がって、1枚あたりのもらえる金額が増えます。(参考:Snapmart)
このように写真販売は単価が安く、特に副業初期は投稿枚数も少ないため、月の収入が1,000円を超えない方も多いでしょう。
副業初心者が写真販売で稼ぐ5つのコツ
こちらでは、写真販売で稼ぐためのコツを解説します。
- 基本スキルを身につける
- 人気ジャンルを選ぶ
- 購入者の用途を把握する
- タグを付けて販売する
- 適度に加工する
1つずつ見ていきましょう。
1.基本スキルを身につける
販売サイトで売れやすい写真を撮るためには、基本的な撮影スキルの習得が大切です。
- 基本の構図
- 光の当て方
- カメラの撮影位置
などを理解して撮影することで、写真の質が上がって売れやすくなります。
撮影スキルを身につけるには、YouTubeや本で学んだり、販売サイトに投稿された人気の写真を分析したりするといいでしょう。
なお、すぐに売れる写真の技術を身につけたい方は、プロのカメラマンから直接スキルを学べるスマリミがおすすめです。講師に質問できる環境が整っているため、初心者でも挫折せずに魅力的な写真を撮る方法が学べます。
2.人気ジャンルを選ぶ
写真のテーマを決めるときは、なるべく需要の高いジャンルを選びましょう。
特に以下のようなジャンルは、人気が高く売れやすいです。
- 人物が写っている
- ビジネスシーン向け
- 季節感のあるイベント
上記のジャンルは、Webサイトやチラシなどで使われやすいため、多くの企業や個人から継続して人気があります。
3.購入者の用途を把握する
写真の購入者が、どのような意図を持ってサイトに訪れているか把握することが大切です。
あらかじめ使用意図を把握しておけば、欲しいと思われやすい写真を前もって出品できます。
- ホームページのアイキャッチ画像
- 広告や雑誌などの印刷物
- YouTubeやSNSなどの映像作品
など、購入者が写真を使う目的は異なります。
例えば、美容系メディアのアイキャッチ画像を探している人には、運動していたり笑顔で映っていたりする女性の写真が刺さりやすいでしょう。
このように、どのようなメディアに載せる写真を撮るべきか事前に考えることが大切です。
4.タグを付けて販売する
サイトに写真を投稿するときは、検索タグを付けましょう。
タグを付けることで、膨大な数の素材から自分が出品した写真を見つけてもらいやすくなります。
例えばビジネスシーンの写真なら「会社員、会議室、スーツ、打ち合わせ、オフィス、セミナー、面接」といったタグを付けましょう。
適切にタグを付けることで、ユーザーから見つけてもらえる確率が上がるので、出品した写真が売れやすくなります。
5.適度に加工する
写真の完成度を高めるためには、アプリを使った適度な加工が大切です。
無編集の写真は、光が写り込んでいたり明るさが暗すぎたりなど、素材として余計な情報が入っています。
- 明るさの調整
- 背景のぼかし
- ノイズの除去
など、適度に修正して、きれいで汎用性の高い写真を出品するといいでしょう。
副業で写真を販売するときに注意すべき2つのポイント
こちらでは、写真販売で注意すべきポイントを解説します。
- 権利の侵害に気を付ける
- サイトの規約を遵守する
上記の2つに違反すると副業自体ができなくなる可能性があるので、しっかり把握しておきましょう。
1.権利の侵害に気を付ける
写真を販売するときは、2つの権利侵害に注意する必要があります。
- 著作権
- 肖像権
著作権とは、作品を作った人が主張できる権利です。
他人が撮った画像を勝手に出品したり、第三者に著作権が渡っている写真を販売したりすると、著作権の違反とみなされます。
一方で、肖像権は写真に写り込んだ建物や人物を保護する権利です。
企業のキャラクターや人物、建物を撮影した場合は、許可を取らなければいけません。
なお、販売サイトによっては、証明書を提出しないと写真が出品できないケースがあります。
上記の権利を侵害すると、副業で収入を得られなくなり、最悪の場合は訴訟問題になる恐れがあるので十分に注意しましょう。
2.サイトの規約を遵守する
写真販売サイトによって、独自の規約が存在します。
サイトの規約を守らないと出品の審査に落ちたり、サービスの利用を停止されたりするため、利用前に確認しておきましょう。
例えば、多くのサイトでは以下のような規約を記載しています。
- 公序良俗に反した素材は販売不可
- 模倣やトレースは禁止
- 被写体や所有者からクレームになりそうな写真は出品禁止
写真を出品するときは、サイトに記載されている規約の遵守を心がけましょう。
副業向けのおすすめ写真販売サイト5選
こちらでは、おすすめの写真販売サイトを紹介します。
- PIXTA
- Snapmart
- 写真AC
- Adobe Stock
- Shutterstock
ぜひ、自身に適したサイト選びの参考にしてみてください。
1.PIXTA
報酬価格 | ・640×480px:550円 ・2400×1500px:1,980円 ・3200×2400px:3,630円 ・5200×3900px:5,500円 |
会員ランク (報酬率) |
・一般:22~42% ・専属:30~53% ・人物専属:42~58% |
特徴 | ・クリエイター数が多い ・出品数が7,700万点以上 ・ガイドラインが充実 |
参考:PIXTA:獲得クレジットとお支払いについて/素材の販売価格と仕様を教えてください。
PIXTAは、日本最大級の素材販売サイトです。
利用者数が多く、サポートも充実しているため、初心者でも出品した写真を売りやすいという特徴があります。
以下の4ステップを満たせば、すぐに撮った写真を販売可能です。
- 会員登録
- 入門テスト
- 素材のアップロード
- 審査
ガイドラインが充実しているので、これから写真販売を始める方は参考にしてみるといいでしょう。
2.Snapmart
報酬価格 | ・縦横片方の長辺800px以下:330円(人物あり:412円) ・縦横片方の長辺1,500px以下:550円(人物あり:687円) ・縦横片方の長辺1,501px以上:1,320円(人物あり:1,650円) |
会員ランク (報酬率) |
・レベル1:30% ・レベル2:35% ・レベル3:40% ・レベル4:45% ・レベル5:50% ・レベル6:55% ・レベル7:60% |
特徴 | ・出品方法が2通りある ・SNS向けの写真が多い |
参考:Snapmart:料金・価格のご案内/ユーザーランクと報酬率について
Snapmartは、主にスマホで撮影した写真が販売されているサイトです。
出品方法は、自由なテーマで出品できるマーケットプレイスと、企業からテーマをリクエストされるコンテストの2つがあります。
ミッションをクリアすると獲得できるメダルの数に応じて、ユーザーランクが上がり、報酬率も高くなっていきます。
SNS向けの写真が人気なので、InstagramやTwitterに投稿するのが好きな方におすすめです。
3.写真AC
報酬価格 | ・人物写真:11ポイント ・人物以外の写真:3.25ポイント (1ポイント=1円) |
会員ランク | ランク制度なし |
特徴 | ・ユーザー数が900万人以上 ・仕事の受発注メール機能あり |
参考:写真AC:写真ACとは
写真ACとは、初心者におすすめの写真販売サイトです。
写真1枚あたりの単価は最大11円と安いですが、無料ダウンロードでも報酬が入るので収益化しやすいという特徴があります。
5,000ポイント溜まれば、現金への換金が可能です。
また、仕事の受発注ができるメール機能があるので、写真を投稿し続ければプロから依頼される可能性があります。
4.Adobe Stock
報酬価格 | ・価格の33% |
会員ランク | ランク制度なし |
特徴 | ・世界中に販売可能 ・Adobeのソフトと連携可能 |
参考:Adobe
Adobe Stockは、世界的なソフトウェア企業のAdobeが運営している写真販売サイトです。
最大規模のサービスなので、世界中の方へ自分の写真を販売できます。
また、同社が提供している「Creative Cloud」を利用すれば、画像のアップロードから販売までを短時間で行うことが可能です。
5.Shutterstock
報酬価格 | 記載なし |
会員ランク (報酬率) |
・レベル1:15% ・レベル2:20% ・レベル3:25% ・レベル4:30% ・レベル5:35% ・レベル6:40% |
特徴 | ・150ヶ国以上の顧客が利用 ・出品数は4億1,500万点以上 |
参考:Shutterstock
Shutterstockは、世界的に利用されている写真販売サイトです。
世界中の人たちが利用しているため、幅広いユーザーにリーチできます。
ただし、ホームページには報酬率の記載しかありません。そのため、実際にもらえる金額はダウンロードされた写真の販売価格によって異なる点に注意しましょう。
副業で写真を販売したいなら撮影スキルを学べる「スマリミ」がおすすめ
スマリミとは、スマホを使って自由な働き方を実現するためのスキルが学べるオンラインスクールです。
動画撮影コースではカメラの基礎技術が学べるので、素材販売サイトで売れる写真を撮るのに役立ちます。
また動画講義だけでなく、イベントや勉強会といったオフラインの活動があるので、仲間と交流して情報の共有も可能です。
これから副業で写真を販売したい方や、スマホのカメラを使って稼ぎたい方は、ぜひ登録してみてください。