「LP案件を獲得するには、どうしたら良いの?」
「安定的に仕事を受注するコツを知りたい。」
「LP制作ができるメリットって何?」
と考えていませんか?
LPを作れるようになったけど、なかなか案件を獲得できなくて困っている方も多いのでは無いでしょうか。
せっかくLP制作のために勉強してスキルを習得したのであれば、安定的に仕事を受注できるようになりたいですよね。
そこでこの記事では、安定的に仕事を受注したい人に向けて、以下の内容を解説します。
- LP案件を獲得するためのステップ
- 2パターンのLP案件について
- 安定的に仕事を獲得するコツ
LP制作の案件を個人で獲得するためにも、ぜひ記事を参考にしてみてください。
目次
LP案件を獲得するための3ステップ
こちらでは、LP案件を獲得するためのステップを3つ紹介します。
- スキルを習得
- ポートフォリオ作成
- クラウドソーシングなどで応募
順番に説明します。
【ステップ1】スキルを習得
当然ではありますが、まずはスキルを習得することが大切です。
特に、LP制作の案件を獲得したいのであれば、コーディングができるようになることが必須。
- 文章構造を作るHTML
- 装飾をするCSS
- 動きをつけるJavaScriptまたはjQuery
- フォームを作るPHP
LP案件には上記の4つのスキルが求められますが、HTMLとCSSが使えるようになった段階で、案件を受注できます。
学習方法は、
- オンライン講座
- プログラミングスクール
- 書籍
- YouTube
など、さまざまなやり方があります。どのやり方が良いかは、個人差なので自分にあったやり方を学びましょう。
LPのコーディングについて詳しく知りたい方には「【保存版】LPをコーディングするまでの4ステップ!初心者でも作れる効果的な構成とは」という記事がおすすめです。
【保存版】LPをコーディングするまでの4ステップ!初心者でも作れる効果的な構成とは【ステップ2】ポートフォリオ作成
ポートフォリオは、自分が過去に制作した作品集のようなものです。
ポートフォリオが重要な理由は、実績がなくてもあなたのスキルや作品を紹介できるからです。
たとえば、実績もない状態で仕事を応募しても、クライアントは実力を判断することができません。実力がわからない人に仕事を外注したいと思う人はいませんよね。
実績がない人や初心者は、ポートフォリオを作りながら練習を進めましょう。
学習の過程で試しに作ってみたものや、ポートフォリオ用の架空サイトをまとめるのがおすすめです。
ポートフォリオはLP制作の案件を獲得する、大事な営業道具です。過去の作品や実績と併せて、以下の内容を記載しましょう。
- 経歴
- スキル(使える言語など)
- お問い合わせ先
▼ポートフォリオの詳しい作り方はこちら▼
【未経験デザイナー必見】ポートフォリオの作成方法5ステップと3つのコツを紹介>>【未経験デザイナー必見】ポートフォリオの作成方法5ステップと3つのコツを紹介
【ステップ3】クラウドソーシングなどで応募
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトに登録し、案件に応募しましょう。
デザイナーを探している案件に応募することで、初めて仕事につながるチャンスが生まれます。
中には自分のスキルが十分かどうか不安で、なかなか案件に応募できない人がいます。
ただしその不安は、実際にLP制作の案件をこなしていかないと消えません。
そこで最初は「コーディングのみ」の案件に挑戦するのがおすすめです。
募集要項の中に参考とするLPのURLが乗っている場合は、その70%ほどが再現可能なら応募してみてください。
分からない残りの30%は調べながら、制作すれば問題ありません。
応募する際には、以下の内容をクライアントに伝えると良いでしょう。
- 経歴
- こなせる業務範囲
- 連絡先
- 対応可能な納期
- 返信速度の目安
相手に質問させる手間を省くことで、好印象を与えられます。
2パターンのLP制作案件
LP作成の案件には2パターンあります。
- 下請け案件
- 直案件
それぞれ確認してみましょう。
【LP制作パターン1】下請け案件
Web制作会社が間に入っている下請け案件は、ある程度デザインなど方向性が決まっています。そのため、LP制作初心者にもおすすめです。
下請けなので、LP制作を依頼したクライアントにヒヤリングすることもありません。
また、場合によっては指示書など作成してくれていたり、デザインがすでに完成していたりします。
やることが明確になっている分、単価は直案件より安くなります。
下請け案件の場合は、
- コーディングスキル
- デザインスキル
- マーケティングスキル
どれかがあれば、できることがほとんどです。中にはコーディングのみで案件を獲得できるものも存在します。
【LP制作パターン2】直案件
直案件とは、クライアントから直接仕事を受けることです。
単価が高いと言うメリットはありますが、LPについて全く知らない人が多く丸投げされることがほとんどです。
そのため、
- コーディングスキル
- デザインスキル
- マーケティングスキル
- ソフトスキル
- Web制作に関する知識
など全ての知識が必要になってきます。
直案件は、
- クライアントにヒアリング
- 構成
- サーバーやドメイン契約
- LP作成
- 公開
など一通りのことを行わなければいけません。
しっかりとクライアントのニーズを理解しないと、ズレが生じてしまい修正を依頼される可能性も。
また、先方の中でイメージができておらず、途中で要望やデザインが変わることもあります。
ある程度、下請け案件をこなし経験を積んでから直案件に挑戦した方が良いでしょう。
LP案件受注後の流れを3ステップで紹介
「案件を実際に獲得できた後の流れってどんな感じなの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
こちらでは、案件受注後の流れを3ステップで紹介します。
- デザインデータをもらう
- コーディングする
- 納品・修正する
それぞれ詳しく確認していきましょう。
【ステップ1】デザインデータをもらう
下請け案件でコーディングのみを担当する場合は、まずクライアントからデザインデータを受け取ります。
一方で、デザインのみを担当する場合はクライアントや商品についての情報を集め、作業を始めることになるでしょう。
直案件の場合は、デザインデータがない場合も多いので情報収集→デザイン作成→コーディングという流れになります。
デザインデータは、PSDやXDファイルである場合が多いです。
【ステップ2】コーディングする
デザインデータを受け取る、もしくは作成完了したらコーディングに取り掛かります。
以下のスキルがあれば、ほとんどの案件に対応できるでしょう。
- HTML
- CSS
- jQuery
レイアウトやデザインについて悩む部分があったら、すぐにクライアントに相談しましょう。自分の判断で進めてしまうと納品後のトラブルや、何度も修正をしなくてはならないという事態につながりかねません。
【ステップ3】納品・修正する
コーディングが完了したファイルデータを、納品します。クライアントが確認し、問題がなければ案件終了です。
ただし1度で終わるになることは少なく、程度にばらつきはあるものの修正依頼が来る場合が多いです。
「何度修正してもOKが出ない」といった事態を防ぐためにも、案件を受注する際に修正対応の範囲を決めておきましょう。
例えば「テキスト変更は3回までは無料で対応する」などです。
修正対応も完了し、クライアントからOKが出たら案件終了です。
実績が増えることで、次の案件を受注しやすくなったり、クライアントと良い関係を築けたら直接案件を頂けたりすることもあります。
なお、作成したLPをポートフォリオとして使用したい場合は、必ず事前にクライアントに確認するようにしましょう。
LP制作の案件を獲得するメリット3つ
こちらでは、LP制作の案件を獲得するメリットを3つ解説します。
- 初心者が始めやすい
- 需要が常にある
- 短期間でスキルを学べる
順番に説明します。
【LP制作の案件を獲得するメリット1】初心者が始めやすい
LP制作の案件は、初心者でも始めやすいです。LP制作で必要なプログラミング言語は、Web制作の中で難易度が低いからです。
必要な言語も
- HTML
- CSS
- JavaScriptまたはjQuery
- PHP
と限られているので、集中して勉強することによって短期間でスキルを身につけられます。
最終的にマーケティングの知識なども必要になってきますが、コーディングができるだけでも仕事を獲得できます。
体系化されているので、初心者でもどのようなスキルが必要なのか分かりやすいので始めやすいです。
そのためLP制作は「何か副業を始めてみたい」という方にも、おすすめの稼ぎ方です。
▼LP制作の副業についてはこちら▼
【超おすすめ】LP制作の副業で月5万円を稼ぐ5つのステップ!メリット・デメリットなどを解説>>【超おすすめ】LP制作の副業で月5万円を稼ぐ5つのステップ!メリット・デメリットなどを解説
【LP制作の案件を獲得するメリット2】需要が常にある
需要が常にあるのも、LP制作の案件に携わる利点です。
せっかくスキルを習得したのに、仕事がないってことになったら大変ですよね。
しかし何事もIT化している現代は、インターネットで商品やサービスを販売する企業が多いです。
新商品が完成するたびにLPが必要になると考えれば、需要がなくならないことが分かります。
【LP制作の案件を獲得するメリット3】短期間でスキルが学べる
LP制作に必要なスキルは、早い人であれば1ヶ月、普通に学習しても3ヶ月と短期間で学べます。
まず、コーディングの中でも基本中の基本であるHTMLとCSSをできるようになるだけでも、仕事を獲得するのは可能です。
「コーディングのみ」で検索すれば、案件を見つけられます。
すぐにお金を稼ぎたい人は、1ヶ月でHTMLとCSSだけ習得して、LP制作の副業をしながら他のスキルも学んでいけます。
LP制作案件の報酬の相場を紹介
「LP制作の案件っていくらくらいもらえるのがふつうなの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
報酬の相場を知らないと低単価の案件で消耗させられたり、単価交渉が適切にできない場合もあります。
LP制作の直案件の相場は、30~50万円です。クライアントが求めるクオリティや、業務範囲によって報酬は大きく変わってきますが、相場としては以下の表を参考にすると良いでしょう。
目的 | 相場 | 作業範囲 | 制作期間 |
安さ重視 | ~10万円 | 設計や原稿は作成済み | 1週間~1ヵ月 |
デザインも少しこだわりたい | 10~30万円 | 設計や原稿は作成済み | 2週間~1.5ヵ月 |
デザインにこだわりたい | 30~60万円 | 設計や原稿作成から請け負う | 1~2ヵ月 |
マーケティングを取り入れたい | 60万円以上 | 全て担当 | 1.5~3ヵ月 |
最初のうちは単価が低めで作業範囲も少ない案件を受注し、徐々に案件の単価を上げて請け負う業務の幅も広げていくのがおすすめです。
LP制作の案件を安定的に獲得するコツ5つ
こちらでは、LP制作の案件を安定的に獲得するコツを具体的に5つ紹介します。
- スキルアップする
- ヒアリングシートを作成する
- デザインスキルを習得する
- Webマーケティングの知識をつける
- 直案件を受けられるようになる
それぞれ確認していきましょう。
【LP制作の案件を獲得するコツ1】スキルアップする
LP制作の案件を獲得し続けるためにも、スキルアップしていきましょう。
繰り返しになりますが、コーディングの中でもHTMLとCSSという基本のプログラミング言語だけでもLP制作の案件を受注できます。
しかし、単価を上げたい場合や応募できる仕事を増やしたい人は、スキルアップが大切です。請け負える業務の幅が広がれば、案件の単価も自然と上がっていきます。
例えばコーディングであれば、JavaScriptやPHPのスキルを取得するのをおすすめします。
他にも、PhotoshopやIllustratorに慣れておくこともおすすめです。
さらにレベルアップしたい方は、マーケティングの知識をつけるとよりクオリティの高いLPを作れるので、クライアントから重宝されるようになるでしょう。
スキルアップし、どんどん1人でできることを増やせば、LP制作の案件がより獲得しやすくなります。
【LP制作の案件を獲得するコツ2】ヒアリングシートを作成する
ヒアリングシートを作成しましょう。
LP製作時には、クライアントの要望やニーズをしっかりと理解する必要があります。
ヒアリング内容は、
- 何が目的でサイトを作成するのか
- ベンチマークの設定
- ターゲット
- LPのメインカラー
- 商品やサービスの詳細
- 使いたい文言や画像の有無
などを、スプレッドシートなどでまとめておくと良いでしょう。
ちなみにベンチマークの設定の際は、いくつか事前に参考にするLPサイトを用意しておくと、スムーズに方向性を決めやすいです。
クライアントが求めていることを明確化するためにも、ヒアリングシートを作成しましょう。
【LP制作の案件を獲得するコツ3】デザインスキルを習得する
より案件を獲得しやすくし、高単価案件を受注するためにはデザインスキルの習得がおすすめです。
理想的なのは、自分でPhotoshopやIllustratorなどのツールを使って良いデザインを作成できるようになることです。クライアントへの提案や、高単価案件の受注が格段にしやすくなるでしょう。
PhotoshopやIllustratorなどのツールは使えないけどデザインまで請け負いたい場合には、外注という手もあります。外注する場合は、信用できる外注先を見つけたり、料金表やマニュアルを作成しておくのがおすすめです。
ただし、やはり自分でできた方が報酬アップにはつながりやすいので、デザインスキルも少しずつ学習していくと良いでしょう。
またデザインスキルを習得すれば、LP制作以外にも仕事の幅を広げられます。
【LP制作の案件を獲得するコツ4】Webマーケティングの知識をつける
Webマーケティングの知識をつけると「商品やサービスの売上を伸ばすためにはどんなLPを制作したら良いか」がわかるようになるので、クライアントの希望を十分に満たすLPを作れるようになります。
そもそもLPを作成する目的は、商品の売り上げを上げたり、問い合わせが増えたりすることです。
クライアントの期待に応えられるLPを作成できるようになれば重宝されるようになるので、継続して案件を受注できたり、より良い条件で受けたりできるようになるでしょう。
以下のようなWebマーケティングの知識をしっかりと身に着ければ、100万円など高額案件の獲得も可能になります。
- セールスライティング
- 広告運用
- ABテストツール
- SEO
【LP制作の案件を獲得するコツ5】直案件を受けられるようになる
直案件を受けるようになると、LP制作で大きく稼げるようになります。直案件は他の会社を挟まないので、高単価なことが多いです。
全ての仕事を行うので、改善や修正依頼で再び仕事をもらえる可能性もあります。
LPを制作して終わりでなく、継続案件に繋がることもあるので、最終的にはしっかりと直案件を受けられるようになりましょう。
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