「電子クーポンを使いたい!」
「LINE公式アカウントで作れるって本当?」
「上手く使うコツが知りたい!」
などと考えてはいませんか?
LINE公式アカウントは気軽に作れることもあり、自分のビジネスと連携させる方が増えています。実店舗を持つ場合は、クーポンを使えば集客の助けにもなるはずです。
しかしLINE公式アカウントを作ったは良いものの、クーポンは紙で配布しているところはまだまだ多く、使いこなせていない店舗はあります。
そこで今回は、LINE公式アカウントのクーポンの作り方を操作画面を映しながら解説していきます。
【クーポンの作り方】
- 基礎情報を記入する
- 詳細設定を記入する
- クーポンをシェアする
この記事を読めば、LINE公式アカウントのクーポンを3分で作れるようになるはずです。クーポンの効果的な使い方も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
LINE公式アカウントのクーポンを配信するメリット3選
LINE公式アカウントのクーポンとは、その名の通り店舗等で割引に使える電子クーポンです。
紙のクーポンを利用している店舗も多いですが、LINE公式アカウントのクーポンのほうが多くのメリットがあります。
【LINE公式アカウントのクーポンを使うメリット】
- 専用のアプリやサービスを開発する手間がかからない
- クーポンを管理する手間がかからない
- 顧客がクーポンを紛失しない
- 様々な方法で配信できる
- 開封率・使用率が高い
本来電子クーポンを配布するには専用のアプリケーションを開発しなければなりませんが、LINE公式アカウントを使えばそのコストを全てカットできます。
紙のクーポンには紛失のリスクや管理の手間などがかかりますが、電子であれば管理も手軽です。
さらに、メッセージ配信はもちろんLINE VOOMでもクーポンを配信できます。
現在、LINEは人々にとって必要不可欠なコミュニケーションツールとなっており、日本でも9,000万人以上のユーザーがいます。
そのため、LINEで配信されるクーポンは非常に届きやすく、開封率・使用率ともに高いです。その宣伝効果も高いので、うまく活用できれば大きく集客率をアップさせられるでしょう。
▼LINE公式アカウントのクーポンのメリットなどをまとめた記事はこちら▼
【効果絶大】LINE公式アカウントクーポンの5つのメリットとは!作り方や送るタイミングベスト5も公開>>【効果絶大】LINE公式アカウントクーポンの5つのメリットとは!作り方や送るタイミングベスト5も公開
【3STEP】LINE公式アカウントのクーポンの作り方を3ステップで解説
LINE公式アカウントのクーポンの作り方は、主に3つのステップに分かれます。慣れれば3分で完成するので、まずは簡単なものを作ってみましょう。
【クーポンの作り方】
- 基礎情報を記入する
- 詳細設定を記入する
- クーポンをシェアする
操作画面を見せながら解説するので、一緒に作りながら読み進めてください。
STEP1:基礎情報を記入する
まずはLINE公式アカウントの操作画面から「クーポン」を選びます。画面左のメニューバーから選択したら「作成」ボタンをクリックしましょう。
画面右のプレビューを見ながら基礎情報を記入してください。入力必須の項目は3つです。
【入力すべき基礎情報】
- クーポン名
- 有効期限
- 利用ガイド
全て読者に表示される項目なので、分かりやすい形にしておきましょう。
写真を挿入する際は、640px × 640pxの正方形の画像にしてください。画像サイズは、10MB以下にしましょう。
また、画像は特典内容を想起させる、印象的なものが望ましいです。
STEP2:詳細設定を記入する
基礎情報が完成したら、裏側のシステムになる詳細設定を記入していきましょう。設定できる項目は全部で5つあります。
抽選 | ・当選者だけにクーポンを表示する ・1%〜99%で確率を設定可能 ・当選人数上限を設定可能 |
公開範囲 | ・友達登録済みの人以外にもクーポンを表示するか決定 ・タイムライン等で拡散する場合は全体公開推奨 |
使用可能回数 | ・1回のみ or 上限なし |
クーポンコード | ・表示する/しない を設定 ・コードは16字以内で入力 ・ECサイトなどで使用する際に入力するコードを決定 ・そのままでは表示されないので、利用ガイド内に記入すること |
クーポンタイプ | ・クーポンの目的を選択する ・画面の色も変わる ・以下の5種類がある ・割引 / FREE / プレゼント / キャッシュバック/ その他 |
デフォルトでも機能するので、詳細設定はそのままでも構いません。
ですが、それぞれ商品やサービスに合った設定にすると高い効果を発揮します。
例えば、抽選はクーポンの価値を高める効果があり、クーポン獲得を目的とした友だち追加も望めるのでぜひ活用しましょう。
また、公開範囲には以下の3種類あり、それぞれ適しているクーポンの性質が異なります。
- 公開:有効期限が近くなるとアカウントページに掲載される。
多くの人に利用を促したい場合におすすめ - 非公開:特定のユーザーに限定したクーポンにおすすめ
- 非公開(友だちへ共有を許可):非公開+友達紹介などで口コミを広げたい場合におすすめ
STEP3:クーポンをシェアする
記入が完了したら、クーポンを保存しましょう。するとこのような画面が出てくるので、クーポンの使いみちを設定してください。
【設定できるシェア方法】
- 友だち追加クーポンに設定
- メッセージとして配信
- LINE VOOM(旧タイムライン)に投稿
- キーワード応答に設定
- SNSでURLをシェア
- リッチメニューとして表示
- リサーチ機能と連携
例えば集客目的のクーポンの場合は、友だち以外にも拡散できるLINE VOOMやSNSで拡散するのが有効なので、用途に応じて使い分けましょう。
また、メッセージ配信はプッシュ通知が届くので開封率が高く、リッチメッセージやカードメッセージなど様々なタイプを使い分けることでより高い効果を発揮できます。
友だち追加クーポンは、最初のメッセージとともに配信されるので最も多くの人が閲覧します。「これからもメッセージを読みたい」と思わせるようなクーポンを配信できれば、高い反応率が期待できるでしょう。
SNSでシェアする際は、URLを複数に分けて効果の測定もできるので、ぜひ試してみてください。
また、リサーチ機能と連携させれば多くの顧客情報を収集可能です。
シェア方法によって特徴があり、クーポンが効果的に働くタイミングも異なるので適した方法を選択しましょう。
LINE公式アカウントのクーポンの効果を高める5つのコツ
LINE公式アカウントのクーポンは非常に便利ですが、何も考えずに放り投げるだけでは効果的とは言えません。
効果を高める5つのコツがあるので、しっかり押さえておきましょう。
【クーポンの効果を高めるコツ】
- 期限を短く設定する
- 無駄なクーポンを送らない
- LINE VOOMに投稿してシェアを促す
- 配信データを分析する
- 利用可能なタイミングを分析する
順に解説していくので、忘れないようにしてください。
1:期限を短く設定する
消費者の立場からすると1年中使えるクーポンは嬉しく思いますが、マーケティング的観点からするとNGです。
「期間限定」は超強力なセールスキーワードで、そこまで買う気のないものでさえも購入に踏み切らせる破壊力があります。
【期間限定が有効な例】
- Amazonプライムデー
- 楽天スーパーセール
- 初売り
- 閉店セール
これらのタイミングで、本来必要じゃなくてもつい買いすぎてしまう人は多いです。
クーポンにおいても全く同じで、例えば「3日間限定50%offクーポン」と「1年間有効50%offクーポン」では顧客の焦り方が違います。
期間が長いと後回しにされ、結局忘れられて終わるケースもあります。しかし3日間限定であれば、急いで使いに来てくれるでしょう。
また、期間を短くする場合は、リッチメニューを活用してトーク画面にクーポンを固定するのがおすすめです。視界に入りやすくなるので、使用率向上が期待できるでしょう。
2:無駄なクーポンを送らない
期限を短く設定したとしても、毎週のようにクーポンを送っていると「また次来たときでいいか」と思われてしまいます。
クーポンは滅多に送られないからこそ価値があるので、無駄にサービスしすぎないようにしましょう。
特に危険なのが、5%offなどの割引率低めのクーポンを大量に送り続けるやり方です。
【無駄なクーポンを送り続けるデメリット】
- うっとおしく思われてブロックされるリスクが高まる
- 重要なクーポンや配信がスルーされるリスクが高まる
- 期間内に行く理由がなくなる
大手ファーストフードやコンビニチェーン店が使用する分には問題ありませんが、そこまで頻繁に使用するものはなかなかありません。購入する回数が少ないものほど注意が必要です。
3:LINE VOOMに投稿してシェアを促す
LINE公式アカウントは通常の配信だけではなく、LINE VOOM(旧タイムライン)への投稿も可能です。
LINE VOOMに投稿すると、いいねやコメントが付き、アクションを起こした登録者の友だちにも自動でシェアされます。
クローズドな場で配信するのも有効ですが、集客を促したい場合はタイムラインに投稿してシェアを狙いましょう。
LINE VOOMは、友だち以外のLINEユーザーにも訴求できるきっかけになる貴重な機能です。
LINEはリアルで会ったことがある人同士で交換していることが多いので、地域に根ざしたビジネスを行っている場合には特に有効です。
4:配信データを分析する
管理画面にある「分析」タブから「クーポン」を選択し、分析したいクーポンを選択しましょう。
開封ユーザー数や、使用数がクーポンごとに確認できます。その数値をクーポン内容を照らし合わせてみることで、ユーザーのニーズを細かく把握できます。
把握したユーザーニーズに合わせたクーポンを作成し配信することで、ブロック率の低下にもつながる効果的な配信ができるでしょう。
5:利用可能なタイミングを限定する
「いつでも使える」クーポンより「特定の日・時間帯でしか使えない」ものの方が、特別感・限定感が演出できるので「使いたい」と思わせられます。
飲食店などでは、集客が鈍る雨の日限定クーポンなどを発行することで安定した集客を実現した例もあります。
お得なクーポンを使えるタイミングを限定することも、効果を高める1つの方法です。
LINE公式アカウントのクーポン使用例5選
LINE公式アカウントのクーポンは、使い方次第で輝くポテンシャルを秘めています。とりあえずで作るのではなく、明確な目的を持って作成しましょう。
今回は5つの使用例を紹介します。
【クーポンの使用例】
- 登録のメリットとして推し出す
- セミナー等の参加者限定で配布する
- ショップカードと連携させる
- ユーザーアンケートと連携させる
- 誕生日クーポンを配信する
順に解説していくので、自分のLINE公式アカウントに応用できないか考えながらご覧ください。
1:登録のメリットとして推し出す
LINE公式アカウントの最初の関門は「どうやって友達登録してもらうか」です。
LINE公式アカウントはメルマガ等と比べると簡単で、タップするだけ1秒で登録できるのがメリットですが、それでも面倒なことに変わりはありません。
ハードルを超えさせるため「登録するだけでクーポンが貰えるアカウント」にして、友だち全員にクーポンを配布しましょう。
あくまで集客のためのクーポンなので、クーポンを配布していることを全面に推し出すことを忘れないでください。
登録するのは面倒ですが、メリットさえあれば相手は動いてくれます。
2:セミナー等の参加者限定で配布する
セミナーなどのクローズドな場で、クーポンの受け取りキーワードを公開するのも有効です。
自動応答にクーポンを配信する特定のキーワードをあらかじめ設定しておけば、会場で話を聞いた人限定でクーポンを送れます。これもセミナーへの集客が目的なので、全面に推し出しましょう。
例えば「無料セミナー(参加者全員に1000円分クーポンを配布)」などの売り文句で集客してみてください。
キーワードが外部に拡散されることを防ぎたい場合は、自動応答の有効期限を設定してセミナー期間中にしか使えないように設定すると良いでしょう。
3:ショップカードと連携させる
実店舗との繋がりを強めたい場合は、ショップカードと連携させるのも1つの手です。
ショップカードとは、LINE公式アカウント内で使えるポイントカードで、ポイントが溜まったらクーポンをプレゼントするシステムが作れます。
【ショップカードでできること】
- ポイントは自由に設定できる
- 2枚目以降の上位カードも作れる
- ゴール以外にも中間でクーポンを配れる
ポイントの付与もQRの読み取りだけで済むので簡単です。スタンプやカードを管理する手間も省けるので、業務の効率化にも繋がります。
4:ユーザーアンケートと連携させる
LINE公式アカウントの「リサーチ機能」を使う方法です。
アンケートや投票機能は顧客情報を集め、ニーズを把握するうえで効果的な方法ですが「回答が面倒だ」と思われることも少なくありません。
そこで、クーポンを回答特典として配布することで回答率を高められます。
集めた情報をもとに、ニーズに合わせたクーポンを作れるので効果的にLINE公式アカウントを運用可能です。
また「どんなクーポンがほしいか」というアンケートを実施し、回答によって配布内容を変えられるので、顧客の満足度向上にもつながるでしょう。
5:誕生日クーポンを配信する
一度チャット機能を利用したことのある友だちに対しては「タグ」を、自由に設定できます。
事前にリサーチ機能などを用いて顧客の誕生日を調査しておき、タグで誕生日を設定しておくと「誕生日クーポン」の配信が可能です。
特別感のあるクーポンなので喜ばれますし、顧客からの好感度も上がるでしょう。
顧客とより親密な関係を築くのに非常に効果的な方法なので、ぜひ活用してみてください。
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