【完全網羅】IT転職に有利な資格10選!取得するメリットや就職活動で大切なことを徹底解説

「IT企業への転職に有利な資格ってなに?」
「資格は得たほうがいいの?」
「理想の企業に就職したい!」
などと考えていませんか?

資格は自分のスキルを証明するために、効果的な手段です。
ところが重要度の低い資格を取得しても意味がないので、せっかく勉強するなら就職で使えるものがいいですよね。

そこでこの記事では、IT転職に有利な資格を厳選して紹介します

  • 資格を取得するメリット
  • 有利になる資格の特徴
  • 資格以外で転職に大切なこと

を紹介するので、これからIT企業への転職を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

IT企業への転職のために資格を取得するメリット4選

こちらでは、転職のために資格を取得するメリットを紹介します。

  1. スキルの証明になる
  2. 体系的な知識を身につけられる
  3. 未経験でも転職で有利になりやすい
  4. 資格手当が支給される可能性がある

それぞれ詳しく解説していきます。

1.スキルの証明になる

資格を取得することで、自分のスキルを目に見える形で証明できます。

そもそもスキルというのは実際に仕事をしている場所を見ないと、伝わりづらいものです。
そのため転職の面接などでうまくアピールできず、行きたい企業に落ちてしまうということも珍しくありません。

そこで資格があれば、誰にでもわかりやすい形でスキルをアピールできるため、転職活動で有利です。

2.体系的な知識を身につけられる

資格を取得する過程で、IT業界で必要な知識を体系的に学習できます。

テキストなどの教材を最初から進めていくことで、次に何を学ぶかが明確になりやすいです。

仮に独学で勉強を進めても、膨大なインターネットや書籍の中から、自分に必要な知識を探すことは難しいでしょう。

資格を得るという目的を持つことで、しっかり順序立てて学習が進められるのは、取得の大きなメリットです。

3.未経験でも転職で有利になりやすい

資格があると、業界未経験でも転職時に有利に働きます

「資格を取るほど情熱がある」というアピールに使えたり、そもそも企業の採用基準に資格が盛り込まれていたりするからです。

特に未経験の状態だと、資格を取るやる気や伸びしろという面がかなり重要視されます

自分の熱意を表明するうえでも、資格の取得は効果的です。

4.資格手当が支給される可能性がある

転職後の話ですが、企業によっては資格手当が支給される可能性があります

仮に月1万円だとすると年収12万円アップなので、かなり大きいです。

生涯年収をアップさせたい人にとっては、資格取得はメリットがあるといえるでしょう。

IT転職で有利になる資格の特徴3選

こちらでは、IT業界への転職で有利になる資格の特徴を紹介します。

  1. 知名度が高い
  2. 目指すキャリアにマッチしている
  3. 取得難易度が高い

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1.知名度が高い

資格の取得で大切なのは、業界的な知名度です。

資格はスキルを証明するために取得するものなので、あまり知られていないものだとアピールの材料になりません。

「こんな難関資格を持っているのか」「この資格を取れるならやる気があるな」と思わせるためにも、有名な資格にチャレンジしましょう。

2.目指すキャリアにマッチしている

自分が将来的になりたい職種にマッチした資格を取らないと、将来的に無駄になる可能性があります。

特にIT業界の資格は多岐にわたるため、自分に合うものを選ぶことが大切です。

例えば「Linux技術者認定試験」はその名の通りLinux(OS)に関する試験です。
働きたい企業がWindowsやMacしか使わないのであれば、重要度は高くありません。

このように自分のキャリアに本当に必要な資格なのか、しっかり検討したうえで取得を目指しましょう。

3.取得難易度が高い

取得難易度が高い資格であればあるほど、採用で有利に働きます。

難関資格を取得できる技術を持っている人は、就職市場においても貴重だからです。

例えば2021年度の「基本情報技術者」の合格率は38.8%で、ITパスポートの合格率は53.8%です。
数値だけを見ても、基本情報技術者のほうが難易度の高い資格だとわかります。

難易度の高い資格を持っているほど、転職活動では優位に働きやすいです。

IT転職で使える資格10選

こちらでは実際に、IT転職で使える資格を10個紹介します。

合格率が高いものから低いものまで紹介しているため、自分に合う資格取得にチャレンジしてみてください。

  1. ITパスポート
  2. 基本情報技術者
  3. 応用情報技術者
  4. Linux技術者認定
  5. 情報セキュリティマネジメント
  6. ネットワークスペシャリスト
  7. オラクルマスター
  8. CCNA(Cisco Certified Network Associate)
  9. システムアーキテクト試験
  10. AWS認定資格

1.ITパスポート

ITパスポートは、ITに関する基礎的な知識を得られる国家資格です。

エンジニアだけでなく、ITを利用する環境での総合的な知識を求められます。

難易度は低めで、2022年2月度の合格率は53%でした。

IT業界が未経験で、基礎知識を身につけておきたいとう方におすすめです。

2.基本情報技術者

基本情報技術者は、高度なIT人材となるための基本的な知識や活用能力を持っていることを判断するために作れた国家資格です。

「基本情報」とありますが、内容はITエンジニアの登竜門的な資格なので、知識がない人からすると難易度が高いといえます。

実際に2021年度の合格率は、38.8%と低めでした。

難易度が高めで、さらに国家資格ということもあって、取得すると面接でも有利に働きやすいです。

将来的にエンジニアとして活躍していきたい方は、ぜひスキルを身につけるためにも取得をおすすめします。

3.応用情報技術者

応用情報技術者は、基本情報技術者の発展版のような資格です。

基本情報技術者が入門編なのに対し、応用情報技術者はある程度の経験を積んだ人を対象に作られています。

難易度はIT資格の中でも高く、2021年度の合格率はわずか24%でした。

取得していると高度な知識を持っていると判断されるため、就職で有利に働くことは間違いありません

まずは基本情報技術者を取得して、さらに意欲がある方は応用情報技術者にもチャレンジしてみてください。

4.Linux技術者認定

Linux技術者認定は、オープンソースのOSであるLinuxを使いこなせる技術者であると証明するための資格です。

Linux技術者認定は世界的に認知度のある資格で、200ヶ国以上の方が受験しています。

LinuxはサーバーOSの中でもシェア率が高く、日本企業の7割が導入しているという調査も存在します。

よく使われているOSの技術者と証明できる資格なので、取得していて損はありません。

5.情報セキュリティマネジメント

情報セキュリティマネジメントは、2016年から開始した比較的新しい国家資格です。

IT化が進む中で、情報をしっかりと守り、管理する力が求められています。

情報セキュリティのスペシャリストとして活躍できる人材を排出するために、資格が作られました。

国家資格ではありますが難易度は低めで、2020年の合格率は66.6%と高水準です。

そのためIT初心者の人が取りやすい資格として、人気を集めています。

6.ネットワークスペシャリスト

ネットワークスペシャリストはその名の通り、ネットワークに関する技術を扱える証明に使える資格です。

主にインフラエンジニアなど、ネットワークを保守・運用する仕事で役立ちます。

難易度は非常に高く、2021年度の合格率はわずか12,8%でした。

転職市場でも高い効果を発揮するため、挑戦する価値のある資格です。

7.オラクルマスター

オラクルマスターは、データベース管理システムである「Oracle Database」を扱う力を認定するための資格です。

Oracle Databaseの歴史は古く、1977年から利用されています。

世界中で利用されているシステムで、日本でも約50%のシェア率があるとされています。

データベースエンジニアを目指したい人にとって、取得して損のない資格です。

8.CCNA(Cisco Certified Network Associate)

CCNAは、インフラエンジニアの登竜門的な資格です。

ネットワークに関する基礎知識を有していることの証明となるため、未経験者が持っているとアピールポイントになるでしょう。

CCNAを認定しているシスコ社が提供している認定資格の中でも5段階中2番目の難易度です。

インフラ系の仕事に就きたいというかたは、ぜひ受講を検討してみてください。

9.システムアーキテクト

システムアーキテクト試験は、システムの開発における設計・分析などの行程に関する資格です。

設計や分析は開発の中でも上流工程にあたるため、一般的なシステムエンジニアからキャリアアップするために用いられます。

上流工程の資格なので難易度は高く、2021年の合格率は16.5%です。

未経験者が取得することは難しいですが、今後キャリアアップのために転職を考えているエンジニアにとっては、非常に有利に働く資格だといえます。

10.AWS認定資格

AWS認定資格は、その名の通りAWS(Amazon Web Services)を使いこなせる技術者の証明として使われる資格です。

AWSはクラウドサービスとして高い人気を誇っていて、航空会社やゲーム会社など、幅広い場所で導入されています。

AWS認定資格は全部で11種類あり、基礎~専門知識まで難易度は様々です。

IT転職において資格の取得以外で大切なこと

IT関連の資格は種類によっては、転職活動で効果を発揮します。

ただし取得しても、必ず理想の企業に転職できるわけではありません。

転職が成功する確率を高めるには、資格取得以外にも大切な要素が存在します。

こちらではIT転職を成功させるうえで大切なことを2つ紹介します。

転職の相談相手を見つける

最も重要なのは、転職の相談相手を見つけることです。

1人で転職活動を行っても、自分の強みやスキルを明確化できなかったり、理想の企業を見つけられなかったりと、苦労するケースがあります。

しっかり相談できる相手を見つけて、効率よく戦略的に転職活動を続けることが、自分のキャリアアップを行ううえでも大切です。

おすすめの相談相手は、転職エージェントです。

転職エージェントはスキルや経験に応じて、今の自分にぴったりな企業を紹介してくれます。

さらに一般的なサイトには出ていない非公開の求人も用意されているため、1人で転職活動を行うよりも効率が良いです。

転職エージェントは無料で登録できる場所が多いので、まずは2~3社ほど相談してみてください。

実務で通用するスキルを身につける

資格はあくまでも「スキルの証明」なので、実際に重要視されるのは能力の部分です。

逆に言うと、能力があるなら資格は必要ありません。

まずはコツコツと実務経験を積み、しっかり技術を得ることが求められます

  • 未経験ならプログラミングスクールに通う
  • 派遣社員として企業に所属する
  • 理想ではない企業でも経験と割り切って就職する

など、自分のキャリアのゴールを考えたうえで、スキルアップのための行動を行いましょう。

なおキャリアを決める際も、転職エージェントへの相談はおすすめです。
自分だけで決めずに、信頼のおける人に相談することを忘れないでください。

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