「未経験でプログラマーの仕事を始めたけど、もう辞めたい」
「辞めたいと思ったらどうすればいい?」
「転職すれば状況は改善する?」
そんな悩みにお答えしていきます。
未経験でプログラマーになると、慣れないことばかりで「辞めたい」と思うことがありますよね。
思っていたよりも給料が少なかったり、イメージしていた業務内容と違ったりして、環境が合わずに「辞めたい」と感じる人もいるでしょう。
そこでこちらの記事では、以下の内容について解説していきます。
- 未経験プログラマーが「辞めたい」と思う理由
- 「辞めたい」と悩んだときの対処法
- 辞めたいと考えたら転職すべき理由
未経験でプログラマーになったけれど「辞めたい」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
未経験プログラマーが「辞めたい」と思う理由7選
未経験プログラマーが「辞めたい」と思う理由を7つ紹介します。
- 給料が少ない
- 残業が多い
- 毎日パソコンに向かい続けるのが苦痛
- 仕事内容が入社前のイメージと違った
- スキル不足により仕事がうまくこなせない
- 覚えなければならないことが多すぎる
- チームに馴染めない
1つずつ見ていきましょう。
1.給料が少ない
仕事の量に対して給料が少ないと「辞めたい」と思うのは、よくある理由の1つです。未経験からプログラマーになると、初めのうちは高い給料がもらえません。
しかし、仕事量は他の業種に比べると多い傾向です。
厚生労働省の「職業情報提供サイトjobtag」によると、プログラマーの平均年収は512万円です。
ただしこれはベテランや40~50代の管理職を含む金額なので、未経験の場合は平均よりもかなり低くなるでしょう。
実際未経験プログラマーの案件を見ていると、年収300万円前後のものも珍しくありません。
「プログラマーになればたくさん給料がもらえる」と思っていたり「仕事量に見合った給料がもらえない」と感じたりすると、モチベーションが下がって辞めたくなってしまいます。
2.残業が多い
プログラマーは、他の職種に比べると残業が多い傾向です。プログラム開発の仕事はスケジュールが決まっていて、納期に遅れるわけにはいきません。
そのため、一時的に残業が増えることがあります。
また、未経験プログラマーの場合、簡単な仕事でもこなすのに時間がかかるため残業しがちです。
残業が続くと「この先ずっと残業する生活なのでは」と不安になり、辞めたくなってしまいます。
3.毎日パソコンに向かい続けるのが苦痛
プラログラマーの仕事は、プログラミングやシステム開発などパソコンに向かい続ける仕事がほとんどです。毎日同じような作業を繰り返すため、次第に苦痛になってくる人もいます。
未経験プログラマーの場合、目の前の業務をこなすことに精一杯で、プログラミングを「楽しい」と感じる余裕はないでしょう。
仕事に慣れるとプロジェクトを作り上げる達成感や充実感を味わえるようになりますが、初めのうちは苦痛の方が大きく「辞めたい」と思う気持ちが強くなる傾向です。
4.仕事内容が入社前のイメージと違った
仕事内容が入社前のイメージと違っていて「辞めたい」と思う人もいます。
例えば、以下のようなイメージとギャップが挙げられます。
- 一人で黙々と仕事をこなすイメージ
→実際は他人とのやり取りが多く、コミュニケーション能力が必要 - 難しい仕事をこなすかっこいいイメージ
→実際は毎日同じような作業を繰り返す地道な仕事
プログラマーの仕事は、業務内容により大きく異なります。理想に近い仕事をするなら、プログラマーの仕事内容を理解し、自分に適した業務に就くことが大切です。
5.スキル不足により仕事がうまくこなせない
求められるスキルと自身のスキルに開きがあると、仕事がうまくこなせず辞めたいと考えてしまいます。
特に納期が近く忙しい時期は、新人に仕事を教える余裕がなくなることがあります。
皆が忙しそうにしているのに、何もできずにいると「自分は役に立たない」と悪い方向に考えてしまいがち。
しかし、未経験のプログラマーは、持っているスキルが少ないのは当然です。できないことに落ち込むのではなく「早く即戦力になりたい」と、現場から少しでも吸収しようとする人が、大きく成長できる仕事です。
6.覚えなければならないことが多すぎる
プログラマーは、プログラミング言語や開発に必要なツール、データベースなど覚えることがたくさんあります。開発するものにより、必要なプログラミング言語が異なります。
新しいプロジェクトが始まれば、また新しい言語を覚えなければならないケースも出てくるでしょう。
さらに、IT業界はどんどん新しい技術が登場するため、プログラマーとして活躍し続けるためには、常に新しい技術を身につけていかなければなりません。
一通り覚えてしまえば楽にこなせる仕事ではないため「ついていけない」と感じて辞めたくなる人もいます。
7.チームに馴染めない
プログラマーは、1つのプロジェクトをチームのメンバーで作り上げる仕事がほとんどです。
苦手な人がいたり、チームの雰囲気が合わないと感じたりすると、職場に行くこと自体に辛さを感じてしまいます。
初めのうちは馴染めなくても、次第に打ち解けていけば辞めたいという気持ちは薄れて行くでしょう。
しかし、いつまで経ってもチームに馴染めない場合は、職場を変えるのも選択肢の1つです。
未経験プログラマーが「辞めたい」と悩んだときの5つの対処法
未経験プログラマーが辞めたいと悩んだときの対処法を5つ紹介します。
- プログラミングの勉強をする
- 期限や目標を決めて達成するまで頑張る
- 仕事以外の時間は趣味に打ち込む
- 大きく成長しようとせず少しずつ理解を深めることを意識する
- 転職する
辞めたいと思ったときの参考にしてみてください。
1.プログラミングの勉強をする
スキル不足でプログラマーの仕事を辞めたいと思ったら、まずプログラミングの勉強をするのがおすすめです。
プログラミングの勉強をすると、以下のメリットがあります。
- 知識が深まって仕事がはかどり、辞めたいという気持ちがなくなる
- スキルが身につくので転職に有利になる
- 一定のスキルが身につけばフリーランスとして独立も選択できる
上記の3つのうち、どこに転んでもマイナスになることはないでしょう。
仕事を辞めてしまうと就活を優先しなければならず、勉強をする時間が取れません。転職できても、またスキル不足に悩む可能性が高いでしょう。
仕事を辞める前に、プログラングの勉強を始めてみてください。
プログラミングの勉強は独学でも良いですが、オンラインスクールの利用もおすすめです。
人生逃げ切りサロン は、プログラミングやWebデザインなど、複数の講座を受けられるオンラインスクールです。独学よりも効率的に学びたい方は、ぜひチェックしてみてください。
2.期限や目標を決めて達成するまで頑張る
プロフラマーを「辞めたい」と思ったら、期限や目標を決めて達成するまでは頑張ってみるのがおすすめです。
例えば「あと半年だけ続けてみる」「今携わっているプロジェクトが終わるまで続ける」など。
特に最初のうちは、職場になじめなかったり人間関係ができていなかったりすることが原因で「辞めたい」と思うことも多いでしょう。
目標の期間まで頑張ってみると、人間関係が上手くいき、一定のスキルも身につくため「辞めたい」という気持ちがなくなる可能性があります。
期限が来ても気持ちが変わらないようであれば、辞めることを検討しても良いでしょう。
3.仕事以外の時間は趣味に打ち込む
仕事以外の時間は趣味に打ち込むなどして、気持ちをリフレッシュするのも良い方法です。
未経験プログラマーはできないことが多くて当たり前です。しかし、仕事が終わった後や休日にも失敗を引きずると、どんどん落ち込んでしまいます。
または、休日も返上して勉強に打ち込み「やっぱり向いていない」と思いつめてしまうケースがあるかもしれません。
「仕事は仕事」と割り切って、業務以外の時間は好きなことをする時間に充ててみてください。
オン・オフのスイッチがしっかり切り替わり、仕事モードに入ったときには「プログラマーとして頑張ろう」という意欲が湧いてくるでしょう。
4.大きく成長しようとせず少しずつ理解を深めることを意識する
未経験プログラマーの場合、一気に成長しようとせず、少しずつ理解を深めていく意識が大切です。
初めのうちはわからないことだらけで、仕事がうまくこなせずに落ち込むこともあるでしょう。同時入社した人と比べてしまい「なぜ自分はできないのだろう」と、自身を責めてしまうかもしれません。
しかし、成長の度合いは人それぞれです。未経験から大きく成長しようと焦ると、ミスをしたり、わからないことを「わからない」と言えなくなったりしてしまいます。
毎日少しずつ理解を深めていくという姿勢でいるほうが、確実に成長できます。焦らず、着実にプログラマーの仕事を覚えていくことを意識してみてください。
5.転職する
「辞めたい」という気持ちが消えなかったり、辞めたい理由が明確にあったりする場合は、転職するのが良いでしょう。プログラマーの仕事は会社により異なるので、転職すれば状況が良くなる可能性があります。
プログラマーとして転職しても良いですが、経験を活かして違う仕事に就くのも選択肢の一つです。例えば、以下の職種はプログラミングの知識や経験を活かして挑戦できる仕事です。
- Webデザイナー
- ITコンサルトやIT系の営業職
- データアナリスト
プログラマーにこだわりすぎないというのも、転職の手段として持っておくと良いでしょう。
未経験プログラマーが辞めたいと考えたら転職すべき3つ理由
未経験プログラマーが「辞めたい」と考えた時は、転職を検討するのがおすすめです。その理由を3つの項目に分けて紹介します。
- ホワイトなプログラマーの現場はたくさんある
- 雰囲気が合う職場が見つかる
- すでに実務経験があるので希望する職種を選びやすい
1つずつ見ていきましょう。
1.ホワイトなプログラマーの現場はたくさんある
辞めたい理由が「激務である」「残業代が出ない」などブラックな勤務体制によるものなら、転職を考えましょう。ホワイトなプログラマーの現場は、たくさんあるからです。
厚生労働省の「職業情報提供サイト」によると、プログラマーの労働時間は全国平均166時間、年収は512万円です。
平均よりも著しく残業が多かったり賃金が安すぎたりする場合は、転職すればもっと良い条件の企業が見つかる可能性が高いでしょう。
2.雰囲気が合う職場が見つかる
辞めたい理由が人間関係にあるなら、転職するのが良いでしょう。人間関係がまだ浅い時期なら、時間をかければ良くなって行くものです。
しかし「上司との性格が合わない」「職場の雰囲気がギスギスしている」など、自分の力ではどうにもならないこともあるでしょう。
人間関係の悩みは、職場を変えるだけで解決します。良い環境で働けるほうが、仕事が楽しく感じられるので、成長スピードもアップするでしょう。
3.すでに実務経験があるので希望する職種を選びやすい
転職を考えているということは、あなたはすでにプログラマーの実務経験があるということです。IT業界は人手不足なので、経験者は貴重な人材です。
実務経験者に対して好条件を提示している企業も多く、希望する企業や職種の選びやすさがアップします。
プログラマーとしての実務経験が浅いなら、実績を作ってから転職活動を始めた方が有利です。もう少しだけ今の職場で頑張ってみるのも、選択肢の1つに入れておくと良いでしょう。
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