【暴露】フリーランスエンジニアの意外な5つの現実とは?会社員との違いをデータを元に徹底比較

「フリーランスエンジニアは自分に向いている?」
「会社員から独立する勇気が出ない」
「フリーランスエンジニアの現実はどんな感じ?」
このような悩みを抱えていませんか?

フリーランスになると収入が増えると聞くものの「そんなうまい話ばかりではないのでは」と疑ってしまいますよね。

フリーランスエンジニアの良い面と悪い面を把握してから、会社員から独立したいものです。

そこで本記事では、フリーランスエンジニアのリアルを知りたい方へ向けて、以下の内容を解説します。

  • フリーランスエンジニアの年齢や年収
  • メリット・デメリット
  • 向いている人や後悔する人の特徴

フリーランスエンジニアとして活躍するためのコツも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

フリーランスエンジニアの現実はどんな感じ?年齢や年収など5つに分けて解説

こちらでは、様々な調査データで判明した、フリーランスエンジニアの現実を5つに分けて解説します。

  1. 年齢層は40代以上が多い
  2. 平均年収は約800万円
  3. 将来性は期待できる
  4. 仕事の獲得方法は人脈経由が多い
  5. 会社員とは契約形態が異なる

1つずつ詳しく見ていきましょう。

1.年齢層は40代以上が多い

フリーランスエンジニアの年齢層は、40代以上の割合が多いです。
高度なスキルが求められるため、業界で経験を積んでから独立する人が中心を占めています。

事実令和2年の「フリーランス実態調査結果」によると、フリーランス全体の年齢層は、40歳以上の割合が全体の70%でした。

またレバテックフリーランスの「調査レポート」によると、50代の人数が、2017年から2年間で1.6倍になったというデータがあります。

2つのデータから、フリーランスエンジニアの年齢層は、中高年の割合が多いといえます。

2.平均年収は約800万円

各エージェントサイトで掲載されているデータから、フリーランスエンジニアの平均年収は約800万円といえます。

エージェントサイト 平均年収
レバテックフリーランス 826万円
PE-BANK 800万円
ギークスジョブ 820万円

引用元:レバテックフリーランスPE-BANKギークスジョブ

優秀なフリーランスエンジニアであれば、年収1,000万円以上の金額を稼ぐことも可能でしょう。

ただし「フリーランス白書2019」によると、フリーランスエンジニアの年収で、最も割合が高いのは400〜600万円、2番目は200〜400万円です。

さらに、フリーランスエンジニア全体では、年収600万円未満の割合が過半数を占めています。

平均年収が約800万円という裏には、あまり稼げていないフリーランスが存在するのも事実です。

3.将来性は期待できる

フリーランスエンジニアは、将来性に期待できます。

なぜならIT人材は将来的に不足すると予想されているため、今後エンジニアの需要が増えると予測できるからです。

経済産業省の「IT人材需給に関する調査」によると、2030年に16.4〜78.7万人のIT人材が不足するというデータがあります。

IT業界の人材不足に伴い、高度なスキルを持つフリーランスエンジニアの需要も増えるといえるでしょう。

4.仕事の獲得方法は人脈経由が多い

フリーランスエンジニアの仕事の獲得方法は、知人からの紹介が最も多いです。

新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」によると、フリーランス全体の約45%は、人脈を頼りに仕事を獲得しています。

年齢を重ねるにつれて、オフラインで案件を獲得する割合が高くなり、50代以上のフリーランスは過半数が人の紹介から仕事を得ています。

ちなみに他の仕事獲得方法は、SNSでの検索やエージェントサイトなど、インターネットを利用するのが一般的です。

人脈経由で案件を獲得するフリーランスは多いですが、仕事の受発注ができるマッチングサービスが普及しているため、以前よりも独立しやすいといえます。

5.会社員とは契約形態が異なる

フリーランスエンジニアは、会社員と契約形態が異なります。

会社員は主に正社員として活動するため、解雇される可能性が低いです。

一方、フリーランスは企業との契約期間が限定的であるため、短期的な雇用になる傾向があります。
契約期間は1ヶ月〜数年間など、案件によって異なります。

また、フリーランスは企業と雇用契約を結んでいないため、労働基準法が適用されず、万が一の保障がありません。

会社員のように安定性は無いということは、理解しておきましょう。

フリーランスエンジニアのメリット3つ

こちらでは、フリーランスエンジニアのメリットを3つ解説します。

  1. 収入が上がる
  2. 案件を選べる
  3. 休暇を調整しやすい

会社員と比較して、どのような違いがあるのか詳しく見ていきましょう。

1.収入が上がる

稼働時間を増やすことで、収入が上がりやすいのが、フリーランスエンジニアのメリットです。

会社員は中間業者や企業がマージンを中抜きしていますが、フリーランスは報酬をダイレクトにもらいやすいため、会社員時代よりも大きく収入を増やせます。

実際にレバテックフリーランスの求人を見ると、経験年数の浅い方を対象としている単価60万円以上の案件が330件以上ヒットします。

単価60万円の案件を1年間継続すると、年収は720万円です。

一方でdodaの「ITエンジニアの年代別平均年収」によると、20代の会社員エンジニアの平均年収は372万円です。

会社員の給料が低くなりがちな20代のエンジニアは、独立することで大きく収入を伸ばせる可能性があります。

2.案件を選べる

複数の案件から、自分が取り組みたい仕事を選べるのも、フリーランスエンジニアのメリットの1つです。

  • 上流工程の仕事
  • リモートワークが可能な仕事
  • 自社開発の仕事

など、スキルにもよりますが、様々な条件を絞って案件を選べます。

一方、会社員は就業規則を遵守して、望まない仕事にも取り組まなければいけません。

フリーランスエンジニアになれば、スキルがつく仕事や、専門領域に絞って案件を引き受けられるというメリットがあります。

3.休暇を調整しやすい

フリーランスエンジニアは、働き方の自由度が高いため、自分が休みたいタイミングを比較的自由に選べます。

稼働時間が週3日の案件を選んだり、納期に余裕がある仕事を受注したりすることで、スケジュールを管理しやすくなるでしょう。

例えば、1年のうち10ヶ月は働いて、残りの2ヶ月を休暇にするといったことも可能です。

まとまった休暇を作りやすいのがフリーランスエンジニアのメリットの1つです。

フリーランスエンジニアのデメリット3つ

こちらでは、フリーランスエンジニアのデメリットを3つ解説します。

  1. 収入にばらつきがある
  2. 賠償リスクがある
  3. 雑務が増える

1つずつ確認していきましょう。

1.収入にばらつきがある

フリーランスエンジニアは、稼働時間によって収入が変わるため、仕事がない月は無収入になることも珍しくありません。

一方、会社員は毎月の給料があるため、フリーランスよりも安心感を得られます。

フリーランスエンジニアは、人によっては大きく収入を増やせる反面、固定収入がないため、不安定になりがちです。

2.賠償リスクがある

フリーランスエンジニアには、仕事でトラブルが発生した時に、賠償リスクがあります。

フリーランスには保障がないため、仕事でミスした時に全て自分で対処しなければいけません。
そのため、個人で賠償対策の保険に加入する必要があります。

会社員であれば福利厚生が充実しているため、トラブルが発生した場合でも、企業がサポートしてくれます。

トラブルによる損害賠償のリスクがあるのが、フリーランスエンジニアのデメリットの1つです。

3.雑務が増える

フリーランスエンジニアになると、仕事以外の雑務が増えるというデメリットがあります。

  • 新規案件を獲得するための営業
  • 請求書の発行
  • 確定申告

など、報酬が発生しない業務をこなさなければいけません。

報酬が発生しない雑務に悩まされるのが、フリーランスエンジニアのデメリットです。

フリーランスエンジニアに向いている人の特徴3つ

こちらでは、フリーランスエンジニアに向いている人の特徴を3つ解説します。

  1. お金稼ぎに積極的
  2. 変化を恐れない
  3. 相手の意図を汲み取れる

1つずつ見ていきましょう。

1.お金稼ぎに積極的

お金稼ぎに積極的な方は、フリーランスエンジニアに向いています。

フリーランスエンジニアは、働くほど収入が増えますが、継続して仕事するにはモチベーションが必要です。

  • スキルアップのための勉強
  • 単価アップの交渉
  • 新規案件の営業
  • 人脈作り

など、お金を稼ぎたいと思う気持ちが強ければ、収入を増やすために様々な努力ができるでしょう。

収入を増やすために努力を惜しまない方は、フリーランスエンジニアに向いています。

2.変化を恐れない

変化を恐れず、新しい挑戦ができる方は、フリーランスエンジニアに向いています。

IT業界は、市場から求められるスキルが数年で変化するため、一度手に入れたスキルに頼りすぎると、将来的に自分の市場価値が下がってしまうでしょう。

イベントに参加して情報を収集したり、新しいスキルを勉強したりして、知識をアップデートしていくことが大切です。

3.相手の意図を汲み取れる

コミュニケーション能力があって、相手の意見を汲み取れる方は、フリーランスエンジニアに向いているでしょう。

独立すると、案件ごとに職場が変わるため、様々なクライアントやエンジニアと関わる機会があります。

  • クライアントの負担を減らす
  • 営業の成功率を上げる
  • 他のエンジニアと円滑に仕事する

など、相手の意見を汲み取ることで、スムーズに仕事を進められます。

相手の立場に立って仕事ができる方は、クライアントから信頼を得られるため、独立しても周りから重宝される存在になるでしょう。

フリーランスエンジニアになって後悔する人の特徴2つ

こちらでは、フリーランスエンジニアになって後悔する人の特徴を2つ解説します。

  1. スキル不足で独立する
  2. 人脈を広げる努力をしない

「独立しなければよかった」と後悔しないためにも、1つずつ確認しておきましょう。

1.スキル不足で独立する

スキル不足にもかかわらず独立すると、思うように仕事が獲得できずに後悔するケースがあります。

エンジニアとしてのスキルが足りないと、案件を獲得しても簡単に契約を打ち切られてしまうでしょう。

また、未経験からいきなりフリーランスエンジニアを目指したり、経験年数が浅い状況で独立したりすると、収入が増えない可能性があります。

経験が少ないと、新規案件に営業する時、クライアントが求める水準まで達していないからです。

フリーランスエンジニアになるなら、スキルを付けるのは必須と考えましょう。

▼未経験からの独立についてはこちら▼

未経験からフリーランスエンジニアになる3つのステップとは!5つの勉強法を徹底解説

>>未経験からフリーランスエンジニアになる3つのステップとは!5つの勉強法を徹底解説

2.人脈を広げる努力をしない

フリーランスは、人脈の広さで仕事が増えたり減ったりします。

独立すると、様々なクライアントやエンジニアと接する機会が増えます。しかし、必要最低限の会話で済ませていると、相手と深い関係を築けません。

  • 現場のエンジニアと積極的に会話する
  • コミュニティに参加する
  • SNSを活用する

など、主体的に人脈を広げる努力が大切です。

またフリーランスは積極的に会話するように心がけないと、人と話す機会が減るため、孤独を感じやすいです。

フリーランスは人との関わりが仕事につながるため、普段から人脈を広げるように意識しましょう。

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引用:人生逃げ切りサロン

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