「Facebookでオンラインサロンを運営できる?」
「どうやってFacebookでサロンを開設すればいい?」
「メリットやデメリットを詳しく知りたい!」
などの疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
近年はオンラインサロンがブームになっていて、個人で運営を始める方も増えています。
中でも、Facebookは無料で手軽にサロン運営を始められることから、人気のプラットフォームです。ただ、どのようにサロンを開設すればいいか気になりますよね。
そこでこの記事では、
- Facebookでサロン運営できる理由
- メリット・デメリット
- サロン運営までの6ステップ
などを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
Facebookでオンラインサロンを運営できる
そもそもFacebookでオンラインサロンを運営できるのか、気になる方も多いでしょう。
結論から言うと、SNSであるFacebookでオンラインサロンを運営できます。
実際に、多くのオンラインサロンがFacebookで運営されていて、サロンのプラットフォームに選ぶ方が多いです。
というのも、Facebookはオンラインサロンに必要な機能が多く揃っています。グループの使い勝手がよく、コンテンツ配信なども行える上に、無料で利用できるのも魅力です。
有料のプラットフォームを利用してオンラインサロンを開設した場合にも、グループではFacebookを使用しているサロンもあります。
Facebookでオンラインサロンを開設する5つのメリット
こちらでは、Facebookでオンラインサロンを開設する5つのメリットを紹介します。
サロン運営できるだけでなくFacebookのメリットがあるので、ぜひ参考にしてみてください。
- 無料で利用できる
- 非公開グループを作成できる
- イベント作成やアナウンスが簡単
- ライブ配信が行える
- 実名登録だから安心
1.無料で利用できる
Facebookは無料で利用できるSNSです。そのため、オンラインサロンを開設する費用を抑えられます。
オンラインサロンを運営したいけど、手数料や毎月のプラットフォーム使用料を払いたくない方が多いでしょう。
有料プラットフォームを使用すると、毎月の売り上げから約10%〜約20%の手数料が取られます。
サロン会員が少ない時期に手数料を取られると、受け取れる収入は非常に少ないです。また、会員が増えると、その分手数料も増えていきます。
Facebookは無料で利用できるので、どれだけ大きな規模になっても手数料を支払う必要がありません。
費用を抑えてサロンの開設・運営を行えるのがメリットです。
2.非公開グループを作成できる
Facebookがオンラインサロンのプラットフォームに選ばれる理由に、非公開グループを作成できるというメリットがあります。Facebookでは、非公開グループを誰でも簡単に作成可能です。
Facebookには、公開グループと非公開グループの2つがあります。
公開グループは、Facebookユーザー以外でも、グループ内のメンバーや投稿を見られるのが特徴です。非公開グループは、メンバーのみが投稿やメンバーを見られます。
オンラインサロンのグループには、クローズドなコミュニティが選ばれますが、Facebookは簡単に非公開グループを作成できるのがメリットです。
作成方法としては、グループを作成するときに、プライバシー設定で公開または非公開を選択できます。また、公開グループを非公開に変更することも可能です。
3.イベント作成やアナウンスが簡単
イベント作成やアナウンスが簡単に行えるのも、Facebookを利用するメリットです。
Facebookのグループには、オンライサロンに必要な機能が充実しています。
具合的には、イベントの作成や、必ず見てもらいたいページなどのアナウンス機能です。イベントを頻繁に開催するオンラインサロンであれば、重宝する機能でしょう。
テキストベースのコンテンツを配信するサロンであれば、サロン規約や大切なお知らせをアナウンスしておくと、いつでも閲覧できます。
他にも、アンケート機能などがついているので、サロン会員の声をすぐに把握できるのも魅力です。
4.ライブ配信が行える
Facebookではライブ配信が行えるので、動画コンテンツの提供も可能です。
Facebookの非公開グループでは、メンバーに向けて動画のライブ配信を行えます。有料のプラットフォームだとしても、ライブ配信機能が付いているものは多くありません。
サロンのコンテンツを動画で提供したい、ライブ配信を行いたいと考えている方には嬉しいメリットです。
また、Facebookでライブ配信を行った動画はアーカイブに残るので、後からも視聴できます。
動画コンテンツを提供したいオンラインサロンでも運営できるのがメリットです。
5.実名登録だから安心
Facebookのアカウントは実名登録なので、安心してサロンを運営できます。
アカウントが実名登録なので、俗に言う荒らしやリテラシーがない会員が出にくいです。グループが荒れる可能性も減らせて、サロン会員同志のトラブルも防げます。
匿名だと発言への責任が極端に減る方がいるので、会員同士でのトラブルやグループを荒らす人が出てくるかもしれません。
しかし、実名登録で顔写真を設定していたら、無責任な行為ができないので安心してサロンを運営できます。
Facebookでオンラインサロンを運営する3つのデメリット
Facebookの良いところをお伝えしましたが、逆にデメリットはないのか気になる方も多いですよね。
こちらでは、3つのデメリットを紹介しますので参考にしてみてください。
- 商品販売が行えない
- 決済システムが別で必要
- オリジナリティを出しにくい
1.商品販売が行えない
Facebookには商品販売ページやEC機能がついていないので、商品販売を行えないのがデメリットです。
オンラインサロンを運営してコンテンツを提供するだけでなく、さらにサロン内で自分の商品を売りたい方は多いでしょう。
オンラインサロンの入会者は、サロンの内容に興味を持ってくれているので、商品購入のハードルも低いです。
とはいえ、Facebookでは商品販売を行えないので、専用のECサイトが必要になります。
ECサイトを作成するにはサイト制作の知識が求められるので、簡単に行えないのがデメリットです。サイト制作を行えないけど商品販売を行いたいという方は、有料プラットフォームの利用も検討してみましょう。
有料プラットフォームの中には、EC機能がついていて簡単に商品販売を行えるものもあります。
自分のサロンの会員数や方針を踏まえて、プラットフォームを決めましょう。
▼商品販売が可能なプラットフォームについてはこちら▼
【無料あり】オンラインサロンのプラットフォーム9選!最適なサービスを選ぶコツを紹介>>【無料あり】オンラインサロンのプラットフォーム9選!最適なサービスを選ぶコツを紹介
2.決済システムが別で必要
Facebookでオンラインサロンを運営するには、決済システムを別で用意する必要があります。
というのも、Facebook上ではサロンの会費をもらえないので、別で決済システムを作らなければいけません。Facebook上で全てが完結しないのがデメリットですね。
決済システムを導入するには、入会用のホームページを作成してFacebookのグループへの招待と決済ページを送付します。
現在は、以下のようなサービスを使うと、個人でも決済システムを導入可能です。
- PayPal
- BASE
- STORES
手数料はかかりますが、Facebookでサロン運営を行うためには必須になります。
有料のプラットフォームを使うと、既存の決済システムを利用できるだけでなく、サロン会員が豊富な決済方法を選べるのがメリットです。
決済システムの導入が面倒くさい、商品も販売したいという方は、有料のプラットフォームを検討しても良いでしょう。
なお、決済システムを導入している有料プラットフォームは、それぞれ手数料が異なります。
有料プラットフォームの手数料が気になる方は、以下の記事がおすすめです。
▼各プラットフォームの手数料についてはこちら▼
【徹底比較】オンラインサロンのプラットフォームを使うべき7つの理由!手数料が安く人気の6つのサロンを紹介>>【徹底比較】各オンラインサロンの手数料まとめ!人気が高い5つのサロンを解剖してみた
3.オリジナリティを出しにくい
Facebookでオンラインサロンを開設すると、オリジナリティを出しにくいというデメリットがあります。
というのも、あくまでFacebookのグループを利用しているので、サロン特有のオリジナリティなどは出せません。
グループやレイアウトなどを自由に設定できないのがデメリットです。
オンラインサロンに独自の特徴やオリジナリティを出したいという方は、別のプラットフォームを検討するのをおすすめします。
とはいえ、オンラインサロンに大切なのは、あくまでコンテンツのオリジナリティです。
サロンの特徴などは、提供するコンテンツで示すことで、サロン会員の満足度も高まります。
Facebookを使ったオンラインサロン運営に関する口コミ紹介
実際にFacebookを利用してオンラインサロンを運営している方は、どのような意見を述べているのでしょうか。
こちらでは、Twitterに投稿された生の声を紹介していきます。
オンラインサロン運営において、Facebookの代わりになるようなプラットフォームを作ろうとする人は沢山いるんだけど、どれも全然ダメ。
サロン主がやりたいことをわかってないし、結局機能網羅性最強のFacebookに落ち着く。
必要なのは「Facebookの代わり」ではなく、Facebookを補助するサービス。
— やまもとりゅうけん|人生逃げ切りサロン (@ryukke) January 18, 2021
コミュニティを運営するのが苦手だけど、クローズドな情報発信場所を検討していたら、オンラインサロンとかによく使われているFacebookグループの機能が凄かった。動画のアップロード、ガイドラインの作成、必要情報の整理、クイズの作成、主催者との面談など。一気に問題解決した。FB侮れないわ。
— イーノさん@物流会社の社長🇹🇭🇯🇵 (@iino_saan) May 9, 2022
Facebookを使ってオンラインサロンを運営してるけど、これが難易度を上げているのかな?と考え中。僕のまわりに意外とFacebookアカウントを持ってない火も多く、Facebookを開かないという人もいる。
毎日記事を更新しているけどアーカイブするために別の媒体も試してみようかな?— 篠原有利【ゆーりCafeのゆーりママ】 (@artart61847673) September 3, 2020
オンラインサロンの移行作業完了!
これまでFacebookでやってましたが使い勝手が非常に悪く、別のアプリを使い運営することにしました👍
今サロンに入ってくださっている方は7月中に移行お願いします🙇♂️
8月以降は年齢制限をなくし、かなり良質な買い切りの有料サロンにする予定です😳— 山口創一郎 (@sougagaku) July 8, 2020
facebook.オンラインサロンの運営にそもそも向いてない気がしてきた。
slackとかline のが向いてる?
2010年ころまでのmixi コミュニティ、凄くシンプルにいえば掲示板の集合体なだけだったのになんであんなつながってる感あったんだろう。— ミタムラ@貴社への問い合わせ対応まるっとやります! (@3tta6ra) October 5, 2019
Twitterを見てみると、Facebookの評価は賛否どちらもありました。
オンラインサロン運営に向いていると考える人は、Facebookの機能が充実していることに対して、高く評価しています。
一方で、オンラインサロン運営に使えないと考える人は「日本人のFacebook利用率が低い」や「コミュニティとしてイマイチ」といった点を低く評価しているようです。
これらの意見はあくまで主観ですが、オンラインサロンのジャンルによっては、Facebookを使った運営が向いていない可能性があります。
また、Facebookは機能が充実していますが、運営者が有効活用できるかどうかも重要なポイントでしょう。
【6ステップ】Facebookでオンラインサロンを開設する方法
それでは、実際にFacebookでオンラインサロンを開設したい場合、どのように行えば良いのでしょうか。
こちらでは、オンラインサロンの開設方法を6ステップで紹介します。
- サロンのテーマを決める
- Facebookグループを作る
- 入会用ホームページを作成する
- 決済システムを導入する
- 料金や利用規約を決める
- 集客・サロン運営
1.サロンのテーマを決める
1番初めに行うのは、サロンのテーマを決めることです。
実際に、どんなオンラインサロンを作っていきたいのか。テーマやコンテンツを明確にしましょう。
というのも、オンラインサロンのテーマや提供するコンテンツが決まっていないと、サロンを運営を開始できません。集客を行ってもどんなサロンかわからなければ、入会者は増えないですよね。
どんなサロンにしたいのか、コンテンツはどんな形式で提供していくのかを、入念に計画しておきましょう。
またFacebookでサロン運営したくても、収録動画をメインコンテンツとして商品販売を行うサロンであれば、運営が難しいです。
Facebookには販売システムがないので、他のプラットフォームを選ぶ必要があります。プラットフォーム選びにも影響してくるので、あらかじめテーマとコンテンツを決めましょう。
テーマやコンテンツに迷っている方は、オンラインサロンのタイプを理解することで、コンセプトを決めやすくなります。
▼オンラインサロンの種類についてはこちら▼
オンラインサロンにはどんな種類がある?4パターンの特徴と向いている人・おすすめコミュニティを徹底解説>>オンラインサロンにはどんな種類がある?4パターンの特徴と向いている人・おすすめコミュニティを徹底解説
2.Facebookグループを作る
オンラインサロンのテーマやコンテンツが明確になり、Facebookでサロン運営できると確信できたら、グループを作成しましょう。
Facebookでは初めから非公開のグループが作成できるので、すぐに作れます。
Facebookでグループを作成する手順は、以下の通りです。
- Facebookの画面右上にある+をクリックして「グループ」を選択
- グループ名を入力
- プライバシーオプションを選択(非公開を選択)
- グループの説明を入力
- カバー写真を設定
Facebookのグループは5分で作成できるほど簡単なので、テーマやコンテンツが決まったらすぐに作成しておきましょう。
3.入会用ホームページを作成する
グループを作成したら、入会用のホームページを作ります。
入会用のホームページの役割としては、以下の通りです。
- サロンの紹介
- 入会への導線
- グループへの招待
- 決済ページの送付
オンラインサロンに入会したいと思った時に、入会専用のページが必要になります。ただグループを作成して運営していても、入会者は増えていきません。
Facebookの非公開グループには招待が必要なので、入会用ホームページから参加の申請を出したユーザーに招待を送ります。
様々なプラットフォームから入会の申請が届くと、対応するのが難しいので、ホームページを作っておきましょう。
また、グループへの招待をする前に決済を行ってもらう必要があるので、ホームページから決済ページに移動できるよう設定します。
ホームページは個人でも作成できますが、知識や時間がないという方はエンジニアに依頼するのも1つの手段です。
4.決済システムを導入する
ホームページを作成できたら、決済システムを導入します。
決済システムを導入したホームペースは、1から個人で作成できないわけではありません。しかし、作成には専門的な知識と膨大な時間がかかるので、既存のシステムを利用しましょう。
以下の決済システムの利用がおすすめです。
- PayPal
- BASE
- STORES
決済システムを導入するときは、信頼性が高いサービスを選びましょう。万が一トラブルなどが起きると、サロンの信用問題に関わるため、多くの企業やサービスに導入されている認知度が高いものを選ぶと安心です。
5.料金や利用規約を決める
サロンの料金や、運営にあたっての利用規約を決めましょう。ここからは、実際にサロンを運営を開始するための最後の準備です。
コンテンツ内容や運営にかかるコストを踏まえて、毎月の料金を設定しましょう。
サロンの料金は重要な要素なので、周りの人と相談しながら慎重に決めるのがおすすめです。
また、サロン内のルールや利用規約をきちんと設定する必要があります。
トラブルを防いで会員の不満をなくすためにも、明確で公正なルールを設定してください。
6.集客・サロン運営
オンラインサロンに必要な準備ができたら、集客を行い運営していきましょう。
オンラインサロンを作成しても、そのまま放置していては意味がありません。集客をして会員数を増やしていかなければ、収入も増えないです。
サロンの集客を行うには、
- SNS
- ブログ
- YouTube
などを運営しましょう。
広告を打つのも1つの手段ですが、上記の方法は費用を抑えられるので、集客のコストを削減できます。
また、会員が満足できるコンテンツ制作を意識して運営しましょう。コンテンツに魅力があれば、退会率を抑えられるので、会員数が増えますよ。
Facebookを使ったオンラインサロンで成功する3つのコツ
実際にオンラインサロンを始める前に、コミュニティ運営を軌道に乗せる方法を押さえておきましょう。こちらでは、Facebookを使ってオンラインサロン運営を成功させるコツについて解説します。
- 機能を増やし続ける
- メンバーが交流できる場を設ける
- わかりやすいコンテンツを用意する
オンラインサロン運営は難易度が高いので、しっかりポイントを理解しておきましょう。
1.機能を増やし続ける
オンラインサロン運営を成功させるには、便利な機能を継続的に増やしていく必要があります。
一度サロンへ入会しても、コミュニティ内の機能が変化しないと、魅力を感じずに退会するユーザーが多いからです。
オンラインサロンのメンバーは、基本的に毎月会費を払ってコミュニティに所属しています。そのため、メンバーがお金を払い続けてでも、所属していたいと思えるようなサロン作りが大切です。
- 新しいコンテンツを定期的に提供する
- オフラインやオンラインの定期イベントを開催する
- サロンオーナーが新しい挑戦をする
など、サロンを成長させるには、一度サロンへ加入したメンバーが退会しないような対策を継続することが大切です。
2.メンバーが交流できる場を設ける
オンラインサロンの雰囲気を盛り上げるには、メンバー同士が交流できる場を作ることが大切です。
新しくサロンに参加したユーザーは、コミュニティ内の雰囲気やノリについていけないケースがあります。
そのため、サロンオーナーがイベントや勉強会を積極的に開催して、メンバーが楽しめる空間を提供しましょう。
またメンバー同士の交流が活発になると、自発的に行動するユーザーが増えて、サロン全体が盛り上がりやすくなるというメリットがあります。
オンラインサロンには同じ趣味や目的を持った人たちが集まりやすいので、うまく交流する場所を作れればコミュニティを成長させられるでしょう。
3.わかりやすいコンテンツを用意する
オンラインサロン運営を成功させるには、外部の人が魅力を感じるようなコンテンツを用意する必要があります。
コミュニティ内の管理は必須ですが、新規メンバーを獲得するために、サロンの魅力を外部へ伝えることも重要です。
とはいえ、オンラインサロンは閉鎖的な空間なので、外部の人間から怪しいと思われることもあります。
一言でサロンの魅力を説明できたり、口コミが広がりやすいコンテンツを作れたりすれば、多くの方から興味を持たれやすくなるでしょう。
わかりやすいコンテンツを作るには、すでに成功したオンラインサロンを参考にするのがおすすめです。
例えば人生逃げ切りサロン
では「複数の副業スキルを低価格で学べる」といったテーマで運営されています。
このように外部の人間が、サロンへ入るメリットを一目でわかるようなコンテンツを作れれば、入会者を増やせるでしょう。
スマートなオンライン講座を作るなら「オンクラス」
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